今年のあけび

自然というのはほんとに正直、温度や天気でちゃんと進む…。
今年は色は濃くなったのですが、やっぱり全体にこぶりです。
雨が降ると割れ目がすぐに黒ずんでしまいます。
これは、息子の通う施設に毎年のプレゼントでもっていってもらいました。
ボランティアに来てくださっている
「定年後のおしごと」組のおじいさまたちに毎年好評です。
懐かしいなぁ…と。

私は町の育ちですが、まだ近所に雑木林などがあり、
何か実がなると、遊びながら取って食べてました。
柿はしぶかったけど、栗を五つばかり拾って持ち帰り、
「これだけでどうせーちゅーねん」と母に言われながらも、
ゆでてもらって食べましたっけ。
そうそう「生栗はたべたらあかん、三年前の古傷でも痛むで」といわれました。
きっと消化が悪いんでしょうね。

きのこやからすうりなど、季節の彩りは見ているだけでも楽しいものでした。
我が家の裏にはどこからタネがとんできたのか「すすき」が生えています。
雑草をとってもそれだけは残して、頭がほうきのようになって
ふわふわと飛んでいくまで見届けます。秋ですねぇ。

さて、ご心配をおかけしました指のケガもたいしたことなく、
洗濯機も無事届きました。
ところがですねぇ…またまたトラブルです。
水漏れ、実は以前からしていたらしいのです。
気がついたのは、洗濯機の前の足元に流れてきたからなのですが、
少し前からおくはびしょびしょだったらしいのですよ。
うちは置く場所がなくて勝手口のよこに壁で仕切った場所においたもので、
両脇とも壁…隙間に手がはいらないほどでしたので、
横も奥もよく見えないんです。おまけに「防水バン」をなぜか付け忘れてる。
今考えても、どうして言わなかったのかフシギなのですが、
設計のときに、とにかく置くところはここしかない、
と寸法ばっかり気にしていました。おまけに床材が、
「樹脂コーティングのコルク床材」なのです。
つまり３０センチ四方くらいのシートをきっちり張ってあるんです。
これが、洗濯機の下のは見事に剥がれてまして部分的にはブヨブヨ…、
その下まで水が行っちゃってました。このままにしておくと床下が腐る…。
とりあえず洗濯機は入れてもらい、すでに使えていますが、
例の雨どいと一緒に「床の張替えとメンテと防水バン」の設置…。
電気やさんが帰ったあと、電卓を使って預金通帳を確認して…
バッタリ倒れて、しばし自分のため息に埋もれておりました。

まー嘆いていてもしかたありません、朝起きたら洗濯機が床ぶち抜いて
おちてたなんてことになる前に、ナントカせねば！