今日届きました。その名も「香箱ネコ」、そう、この前足をかわいく曲げておなかの下に隠すこと。
たいがいウツラウツラと気持ちよさそうにリラックスしているとき、
これを「ネコが香箱を作る」とか「香箱になってる」とか言いますね。
香箱と言うのは…あ、まいっか。とりあえず、古株「幸太」と同じ「レジン製」、軽いですー。
というわけで、今日はとりあえずまだ箱の中に置いたまま玄関で待機。さて、どこに置こうかな…。
・・
・・・
・・・・
なにが「どこに置こうかな」よ…さっぶい玄関の廊下にほったらかし?
なんかとんでもないとこ、きちゃったみたいな気がする…。
えっ?アタシ?…だから「香箱ネコ」よ。種類なんて聞かないでね。
工房で生まれたんだから、そんなのわかんないから。一応ガラは「茶トラ」だって。
アタシを箱から出したのが、ここのおかーさんって人なんだって。
でぶりんおばさんって、自分で言ってるそうな…。
あ、これは、今アタシの目の前にいる「幸太」っていうお仲間ワンコに教えてもらったの。
「おかーさんいい人だよ」って言うけどさ、ネコって人につくんじゃなくて「家」につくのよ。
とりあえず、粗雑にあつかわなければ、そこそこ付き合っていけると思ってるんだけど、
最初っからこんな寒いとこに「置き去り」よ?だいじょぶかしら、この先…。
ブツブツ言ってたら幸太にーさんが(しゃーない、先輩だからにーさんにしたげたの)、
ここの息子さんは病気もあって体が弱いんだって。で「ネズミ年」なんだって。
で、幸太にーさんが「おかーさんは、息子が子年だからって、ネコすきなんだけど飼わないし、
ネコのものは、招き猫も置かないんだって」って…。おかしいじゃない。じゃ、なんでアタシを?って思ったら
「鬼でも『守り鬼』がいる、妖怪でも、相手を主と認めれば悪いものから守る、霊だって守護霊がいる、
だからネコでもちゃんとお守りになる。息子に近づく病魔や厄災を追い払ってくれるに違いない」って、
そういったんだって。「このネコさん、やってくれる気がする」って。
そう聞いちゃねぇ…守らないわけにはいかんでしょ…。
いいわよ「守りネコ」したげる。えっ眼ぇつぶっててそんなことできるのかって?
アータなんにも知らないのね、ネコは霊獣、エジプトじゃ神様とも言われてたのよ。
眼つぶってたってちゃんと見えてるの。それに、人が寝静まったら、見回りも行くわよ。
頑張る気になってたら「ネコさんは寒がりだからね」って持ってきてくれたんだけど、
イスのクッションにひざかけかいっ…ネコっていったらフカフカざぶとんでしょーがっ。
ま、いいか、あったかいし…でね、名前がきまったんだわ。
それがさ…シマちゃん…だって。なんなのよ、だっさーい。確かにアタシは茶トラ系の縞だけど、
なんかこう…もうちょっと「さくら」とか「ミミタン」とかさ…って言ったら
「あ、おかーさんトラ年だって」と幸太にーさんが…トラって、アタシらの親分じゃないのさ…。
いい、シマちゃんでいいわ。そういううちにもぬくぬくしてきたし…
けっこう…ここ気に入ったかも…そんなわけで、みニャさんヨロシクね。
ちんまりと四角っぽくなるので「香箱ネコ」と言うそうです。
ズワイガニ、きちんと足をたたむと、
確かに四角っぽくなりますね。おいしそうな香箱です。
毎朝毎晩「おシマさんおはよ」「おシマさんおやすみ」と
やっています。
この前ちょっと足の指で引っかけそうになりましたが、
あちらはびくともせず、ぶつかった私が痛かったです。
頼もしいですわ。
私は香箱と聞くと
すぐ蟹を思い出して美味しそうって思います。
ズワイガニの雌を金沢では香箱と言います。
でもって、この色の猫が庭に来ると
マイケルと呼んだりしています。
漫画の主人公だったのかな?
よくは知らないんですけどね。
ぱっと見、本物のシマちゃん
しっかり魔除けの役割してくださいね☆
ほんとによくできています。
昔々、三毛猫を飼っていました。
チーズの好きなヘンネコでしたけど、
子供一匹遺して、ある日突然いなくなりました。
母は「時期がきたんや」と言いましたが、
やっぱりそれがつらいですよね。
パッと画像を見た時、猫を飼われ始めたのかなあと思いました。
我が家から猫がいなくなってもう3年。時々ふと彼女の重さや声を思いだします~
娘はまた飼おうと言いますが、この年になると生き物は自信なしですねえ。。。
見た目はフカフカ、実はカチカチ…です。
一応敬意を表して「おしまさん」と読んでます。
息子さんを守ってくれる家族が増えて
賑やかになりましたね。