くまモンがんばれっ

 

写真は、いとこが届けてくれたチューリップ、３本はピンクで２本はクリームでした。

パンジーは私が去年植えたもの、白と紫で、今を盛りと咲いてくれています。

 

この前父にもらったくまモンの絵のついたパン、おいしかったです。

あのくまモンは、ツィッターなどやっているのだそうですが、HPもツイッターも、

あの日以来更新がないのだそうです。

昨日のニュースでは「くまモンのイメージは明るいので、今は自粛している」とのことでした。

ネットでは、くまモンの中に入っているのは(ネットのことも含めて)県の職員だから、

今それどころじゃないんだろう、とか、本人は大丈夫なのかなとか…。

ほんとに、きになるところです。

 

昨日、新聞を持って玄関に入ったら、うっかり落としてしまいました。

パラリと一瞬広がったページには、上空から撮った屋並みの写真が見えました。

整然と並んだ家の屋根のところどころに鮮やかな青い屋根が…。

「あらきれいな瓦」…と思って改めてちゃんと広げたら、それは瓦ではなく、

被災地の壊れた屋根にかけられたブルーシートの青でした。

よくよく見れば、かかっていない家の屋根も瓦があちこち崩れています。

真上に近い写真でしたから、屋根から下は見えませんが、おそらく無事ではすんでいないはず。

もしかしたら、すでにその町の人たちは、全員避難して空っぽの町なのかもしれません。

青い色は「空」に似て、爽やかで落ち着いて、とても好きな色ですが、

写真の中の鮮やかな「青」は、悲しくて沈んだ色に見えました。

今度の地震は「今までにない」…と言われる揺れ方。

大きな地震に余震はつきものですが、今回のは多すぎ、大きすぎ…。

３．１１の時は、横浜でも小さくても余震が続き、私はずっと服を着たまま寝てました。

被災地の皆さんは、いつくるかわからない、しかも大きい余震に、

どれだけ神経すり減らして暮らしていることでしょう。

お願いだから、もう鎮まってくださいと願うばかりです。

 

国府という高校のグランドに、パイプいすで゜「SOS」が描かれていて、

それがネットに広がり、その日の夕刻には物資が届いたそうです。

しかし、あの日ネットでは「ひまだな。そんなことできる力があったらほかのことしろ」など、

おもしろがっているような書き込みもありました。

また別のサイトでは「赤十字なんか搾取してるに違いない。信用できない」などと、

無責任な書き込みもありました。

義援と支援の違いも判らず、集めたお金をちっとも被災者に配分していない…などとも。

支援は「すぐ」ですが「義援」は、全体の様相がわかるまですぐには動きません。

この１０数年で「ネット」というものが生活の中に深く入り込み、

得られるる情報も広がる早さも、昔とはくらべものになりません。

だからこそ、こちらも賢くあらねば、と思います。

「ひまだ」などと書いた人がどんな人なのかは知りませんが、どうせ名前も顔もわからないんだからと、

言いたい放題言っているとしたら、人の心の痛みのわからない人です。気の毒なこと。

もし、自分がその立場になったら、そういう人はたぶん「誰もきてくれない、何もしてくれない」と、

また人のせいにするのでしょうね。悲しい人です。

 

相変わらず、何もできずに毎日ニュースを見てはため息ついている私ですが、

心だけは、ちゃんと向けていようと思います。

くまモンがまた「こんちくわー」と、にこやかに表れる日が、一日も早くきますように。

昨日は私の誕生日でしたが、自分へのプレゼントにと、ゲタを買う予定だったへそくりを、

来週、赤十字に募金してこようと思っています。

これで２回目。年金もまだ手続きすんでないけど、へそくるのは得意。

東北も九州も、忘れてないからねっ、がんばって！