一泊旅行

本日はプライベートネタで…つれづれです。
写真は昨日の朝、施設まで送っていったときのショット。
後ろのバスで行きました。参加者は１１名なんですが、ほぼみんな車イス。
リフトつきの大型バスです。かっこいいねー。
普通のスキーバスのおなかにある「物いれ」は車イスで満杯になります。

今回のたびは「河口湖」、立ち寄るところは「河口湖オルゴール・ミュージアム」
実はここはとても広くて、お土産販売の建物には立ち寄らないとのことで、
宿泊したホテルで見つけてもらいました。
ふくろうさんがいる壁掛け式オルゴール、ふくろうさんはガラス製、
局は「荒城の月」でした。紐を引くと「キンコンカラリン」と鳴ります。


　　　　


一日目は昼食とそこだけ、それくらいしかいかれないのですよ、
車イスの旅行ってそのくらいでないと、途中のトイレも、食事も、
普通の何倍もかかるんです。
止まったのは「富士レークホテル」、聞き忘れたんですけど、
当然「富士山」はよく見えたと思います。
お風呂と夕食カラオケ…なかなか旅に出られない彼らにとっては、
とっても楽しいひと時です。余談ですが、親子でこういうところに行ったとき、
大浴場には男は男親…、でも二人で入れるほうがひろいところではいいんです。
とはいえ「母親」が男風呂に入るわけにも行かず、
父親一人では、抱えて入れてやるだけで、洗ったり場所を変えたりするのは
一人では危険です。つまり「介助」がもう一人ほしいわけですね。
だから、温泉なんかも家族風呂ならいいんですが、
大浴場は「混浴」でないと楽しめないんです。

で、翌日は「浅間園」という果樹園でぶどう狩り、
ここは農園の中もバリアフリーだそうで、車イスでぶどう狩りもできるそうです。
車イスは固い平らな面でないとうまく通れません。
砂利、砂、はご法度…柔らかい地面やでこぼこ地面もダメ。
だから息子は子供の頃、親が抱えて入れるナシ狩りしかいったことがありません。
ちょっとした旅行でも、ハンデって多いんです。
そのあとは「フジッコワイナリー」、学校の頃は遠足でも旅行でも、
「お酒」関係はもちろんナシ…。それが、施設になったら
当然、メンバーはほとんどが「成人」ですから「お酒」アリ…！
以前の旅行でも「造り酒屋探訪」ってのがありました。
我が家は私も息子も下戸、主人はワインよりウィスキーなので、
いつもお世話になっている方に「ワイン」を一本、買ってきてもらいました。
こちらです。


　　　　　


ワインなんてま～～～ったくわかりませんので、
はてさて飲んでいただけるのでしょうか。ま、料理にも使えますしね。
ちなみに「フジッコ」という名前でわかるように、あの「佃煮やさん」です。
しいたけ昆布も頼もうかと思いましたが、やめました。

なかなか旅行には連れて行ってやれませんので、毎年楽しみな企画です。
実は親のほうも、一泊二日のヒマができるわけで、
夕方の息子の帰宅を心配することなく、昨日は実家の母に花を届けました。
母の好きな百合とトルコ桔梗、それにワックスフラワーを添えました。
小さくてきれいな花で、母はとても気に入ってくれました。
昨日の夕食は私一人だけでしたので、へっへっへ外食しましたがな。
久しぶりに暗くなる時間に外にいる…これって快感です。

旅行のときは、親が送迎ですので今日は迎えに行ってきました。
残念ながら今日は雨でしたが、果樹園も雨天対応だったそうで、
全行程無事終了、キャッキャ言いながら帰ってきました。
ライトをつけて車を走らせることはめったにないので、
えーとここだよね…だいじょぶか…？…ちゃんと家まで帰れました。