実は、主人の方のお墓が公営墓地です。
名義変更がややこしいのと、実に行くのがめんどくさいところなので、
葬儀の際、すぐにはできない旨伝えたら、それなら故人の名前で管理料請求書を送ります…と。
それで、何年も「とんぼ家方 ○○様」と、いわば幽霊様宛に届いていました。
それが昨年突然来なくなったので、問い合わせたところ「えぇと…モゴモゴ、実は上の方がモゴモゴ…」
つまり、今までより細かいことに厳しくなったので、それは困るということで…。
まぁ言ってることはわかります。亡くなった人の名義のままなんですから、
そりゃちゃんと変更しなきゃねぇ。なんでも「名義変更しないまま、支払をしない人がいるから」とか。
いくらこっちはちゃんと支払していますといったって、やってないことはやってないし。
してくれと言われれば、そりゃしなきゃなりませんわ。
そこで手続きを伺ったら…まぁこれがややこしいことと言ったら…。
故人、つまり義父と主人の関係性がわかる戸籍、これを改製原戸籍、というそうですが、
それだとか、まぁ当然印鑑証明だの何だのですが、さらに「葬式ちゃんとやってるからね」
という証明がいるので「葬儀の時の領収書でも会葬礼状などでも」…はぁぁぁ?
葬式したからお墓に遺骨がはいってるんでしょうが。
たとえ家族がいないとか、誰も呼ばなかったとかの葬儀でも、死亡診断書がなけりゃ
遺骨にはできないでしょ。その遺骨がしっかり入ってるんだから、なによりも
「葬式やりました」の証明でしょうが。
それとも、たとえば遺骨にしただけで葬式そのものをやってないと入れないの?
おまけに、主人が忙しいひとなので、代理でもいいですか、委任状持たせますので、
と言ったら「えぇと…まぁ大丈夫…と言いたいところなのですが、
いろいろお伺いしたときに、わからないことがあると通りませんので、やはりご本人様でないと」。
というわけで、なんとか行けそうな(ちょっと先ですが)日に備えて、
ややこしい書類だの何だの取り揃え中です。
「公営だからなぁ、細かくてうるさくて当たり前なんだろうけど…
おやじ、なんでそんなとこ買ったんだよ」と、主人もブツブツ。
私の方は、実家のお墓は、駅まで出てバスで5分。
お支払いも、名義変更もごく普通、しかも、母の葬儀の時に、
ご住職様に「私は嫁いではいますが、あちらではなく、いずれ私もこちらに入りたいのですが」
と言ったら、父の了解があればいいと…、その場に父もいましたので、お願いします…これで終わり。
あちら様も、続けて入るものがあれば、安心でしょうし??
公営となれば安いし、と思ったら、今はそうでもないとか。
「安らかに眠っちゃいられないなおやじも」…アンタねぇ…。
なにによらず、あの手の書類は、
「読んでもわかんない」…です。
まぁ義父の葬儀のあとの相続も、
もう何がなんだか…でした。
私も大のニガテ…一日伸ばしにしちゃってる…。
だいたい「きびしくなった」のなら、
その旨知らせてくれればいいでしょ?
支払いがないと、まず墓地に「この墓地は…」と、
要するに「ちゃんとしないと撤去しちゃうよ」という
貼り紙が出されるのです。
お金払わないような人たちが、その紙を
みにいくことってあると思います?
でもそのあとが笑えます。
まぁ…貼りだしてから…何年かねぇ、様子見て。
暢気すぎです。
お墓事情も様変わりですねぇ。
ほんとに遠いと不便です。
一応「都内」なのですが、はずれなもんで、
車で行っても電車で行っても、
まっすぐ行かれないところでして…。
同じ方面の、少し手前にいとこがいるのですが、
こちらの法事に来るときは、
いつも二時間半とか、かかるのです。
そのさらに奥ですからして…。
新幹線なら京都に着いちゃいますよ。
大事なものではありますが、今は様変わりで、
子供に迷惑かけたくないからと、
こなくていいことを前提のお墓なんかもあるとか。
なんだかなぁですねぇ。
それにしても、書類の数と既定のうるささに、
すでに放り出したくなってます。
私すご~くニガテです。
だから、なんとしてでも、夫より早く死にたい。
だから、健康診断も受けない。
万が一、夫が先に死にそうになったら、
なんとか、考えなくっちゃ・・・・
認知症になるか?なんとかして息子にやらせるのだ。
実家の墓は弟がなんとかしてくれそうなので、OK。
こちらの公営墓地は管理料もないようなのですが管理もいまいちでいろいろと問題があるようです。
最近は墓じまいという言葉もあるとか。。。
見ていく人がいなくなって無縁さんになると大変ですよね。でもこの少子化、これからどうなるのかなあと感じています。
お参りに行くのも大変ですね。
先日、ご先祖さまのお墓が何処にあるのか
知らないと仰る方がいて驚きました。
子孫が知らないという事は多分無縁仏さんに
なっているのかも・・と思います。
うちは毎年お盆の時期にお寺へ佛飼料と墓地
維持費をお支払いに行きます。
公のつく手続きは本当にどうしてあんなにややこしい
のでしょう。