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ひぐらしの鳴く頃に思い出す…

2014年08月26日 22時46分30秒 | ママと呼ばれた頃
※怖い話が苦手な方でも大丈夫なので、安心してお入りください。
逆にお好きな方は、間違っても体験談とか送ってこないように!ティモコが眠れなくなります←苦手



数年前の話。

当時は夫と私、子ども二人はそれぞれの子ども部屋で、別々に寝ていました。

ある夏の夜のこと。
草木も眠る丑三つ時に、真っ暗な寝室で、何かが、ぐっすり眠っていた私の手の甲に触れました。





ヒタ…

ヒタ…

と…。

気のせいかと手の位置をずらし、再び寝ようとしましたが、少し間をおいて、再び…

ヒタ…

ヒタ…

少し湿ったような、生温かいような、まるで人間の手のような感触。

横に寝ている夫の反対側から…ベッドと箪笥の間の、何も無いはずの空間から、


何かが私の手に触ってる…?!


うつらうつら覚醒しつつも、目を開けるのが怖くて、半分寝ぼけた頭で「これは夢だ…これは夢だ…」と自分に言い聞かせ、気づかぬふりをして寝続けていました。

目を開けたら怖いものを見てしまいそうで、絶対起きたらいけない、気付いてることを悟られてはいけない、と、必死に目を閉じていましたが、気配は消えません。

何か、いる。

絶対、いる。

どうしよう…私は第六感なんてないのに…見ちゃったらどうしよう…?!

どっくん、どっくんと、胸の鼓動が早くなっていきました。

息が苦しくなってきました。

体の両横に置いた手が硬直して、手汗が滲み出てきました。

それでも私は、固く瞑った目を絶対開けるものかと、ベッドの上で体を強張らせてじっとしていました。

気配は、息がかかるほど近くなり、まっすぐに上を向いて寝ていた私の顔の上に、

フワリと髪の毛が…!!!




「ティ…ティ…」





「ぎああぁぁああぁぁああーーっ!!









当時小学5年生のダオ(次男)でした


「ど、どうしたの?」

安堵のあまり腰が抜けそうになった私は、自分の枕を抱えてベッドの横から私を覗いているダオに尋ねました。
ダオは、
「…ここで寝てもいい?」
と小声で言うなり返事も待たずに、ゴソゴソ入ってきて、爆睡している夫の横で、こてん、と眠ってしまいました。
私は唖然として…さすがに窮屈なので(なんせ小5)自分の枕を持ってダオの部屋に行き、そこで寝ることにしました。

「…なるほど

ダオの部屋には、寝る前に読んだらしい、クラスで流行っていたホラー系漫画が置いてありました…










『ひぐらしのなく頃に』っていう漫画だったので、タイトルにかけてみました。
(ひぐらしファンの方、お許しを
まさに、ひぐらしの鳴く頃になると思い出す、ダオのへタレ伝説です(笑)
そうそう、爆睡パンダは朝まで気付きませんでした!



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