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金木犀がやられてしまった…

2014年09月16日 12時25分36秒 | ティモ家のお庭
出先から帰宅しましたら、

金木犀が丸ハゲになっていました。

イヤな予感はしたんです。
今年はボウが庭木の剪定を手伝ってくれたんだけど、私は途中で用事のため、一旦抜けたのです。
まだ外でチョキチョキやってくれてるボウに「よろしくね~」って声をかけて車に乗りこんだ直後、ふと玄関を見たら、パンツ一丁で昼寝をしていたはずのパンダが(やっぱパンダだよ!)服を着て外に出てきたのが見えました。

?」

と思ったけど、家の前はすぐ信号で、ちょうど青だったので、そのまま行ってしまったのです。
なんとなく気が急いて、急いで戻ってきたら、私の…私の大事な金木犀の木が、

ツルッパゲに…!!!!

そこには「どや!すっきりしただろ、オレ様がやってやっやんだゾ」と言わんばかりに、パンダが剪定ばさみを持って、ドヤ顔で立っていました。



パンダは普段、ゴミ捨て以外、家のことは何もしません。
庭も然りで、草一本、抜きません。
だから、まさか、木を切るなんて、微塵も思わなかったのです。
おそらくボウに触発されたのでしょう。
ボウは私に似て働き者なので(…今「えっ」って思いました?)任せられて、楽しそうにチョキチョキやっていたのです。
ボウになら、任せられたのです。
なぜならボウはちゃんと、「どこを切っていい?」とか「どのくらい切る?」とか、訊いてくれるので。
でもボウはその時裏庭にいて、表側の、私が、

「これはもうすぐ花が咲くから、切らないでね」

と言っておいた金木犀の木が、バッサバッサやられてるのに、気が付かなかったのです…。(剪定ばさみはたくさんあります)

金木犀は秋に、とても香りの良い、小さな黄色い花を、無数に咲かせます。
ティモコの大好きな木なんです。


(2012年10月撮影)

まあるく、大きくなって、葉っぱもふさふさで、ものすごく、ものすごく、楽しみにしてたんです。
あと、あと、1ヶ月くらいで満開になるはずだったんです…!

私がショックのあまり放心状態で突っ立てると、パンダがやはり「すっきりしただろ」と言ってきました。

私は言いました。





“この、クソパンダがっっ!!!





…を、ぐぐぐーーっと堪えて、





「…ありがとう…」





って…。





だって、文句言ったら、二度と家のことなんかしなくなるからね…。
パンダが手伝うなんて、奇跡だからね…。
こういう気持ちは、大事にしないと、へし折ったりしたら…いけないもんね…。

だから…

ものすごく悲しいけど、

めちゃくちゃショックだけど、

ありがた迷惑も甚だしいけど、

ぶん殴りたい衝動にかられてるけど、




ここはあえて、お礼を言うわ。








でも来年やったらコロ○。











※○に入る言葉は、決してサ行ではございません。
ティモコはそんな物騒な言葉は使いません。
使いませんとも!ええ、ええ。

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