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台北2日目は、台北駅近くのバス停からバスに乗って延々2時間弱、台北の南28kmの烏来(ウーライ)温泉まで
行ってきました。
■烏来老街
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・烏来老街の入口
バスの終点で降りて川沿いに少し上って橋を渡ると烏来老街が始まります。烏来は台湾の原住民族の一つタイヤル族が
住む町(?)なので独特な文化や食材を見ることが出来ます。
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・烏来特産の野菜販売
山菜をはじめとする野菜をそろえています。
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・烏来特産のお酒の販売
栗を原料に造られた「小米酒」、ちょっと白濁した比較的低アルコールのお酒のようです。
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・山豬の腸詰の販売
台湾では「豬」と言うのは日本の豚のお事で、日本でいう猪は「山豬」と言います。烏来の山で獲れた山豬の腸詰です。
■トロッコ電車
烏来老街エリアと、1.5kmほど川の上流にある烏来瀑布エリアを結ぶトロッコ電車です。
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・トロッコ電車と烏来駅(烏来站)
実はこの烏来站までは階段を100数十段登らなくてはなりません。左ひざに爆弾を抱える小生にとって、
この後に続く地獄の始まりです(謎?)。
■烏来瀑布
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・烏来瀑布1
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・烏来瀑布2
トロッコ電車の終点、瀑布站から少し歩くと見えてくる烏来瀑布です。実はこれまでにも2回訪問しているんですが、
いずれも大雨の中での見学だったので、曇り空とは言え傘無しで見ることが出来たのは初めてです。白い水流が
いくつもに途中枝分かれし、最後に一つの流れにまとまって落ちる、美しい滝です。
■ロープウェイ
過去2回は雨だったので見送っていたんですが、実は烏来瀑布のさらに上まで行くことが出来るんです。
今回初めてトライすることにしました。何とロープウェイ乗場までは烏来瀑布からさらに100段ほどの急な階段を上ります。
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・ロープウェイ
乗る距離は短いんですが、結構な高度差を上っていきます。
■雲仙楽園
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・最初のゲート
ロープウェイを降りてまたまた階段を延々上ります。既に左膝は悲鳴を上げているので途中少しずつ休みながらでしたが、
ようやく最初のゲート(鳥居)が見えてきました。
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・滝
下から見えている烏来瀑布ではありませんが、その上流にもいくつもの小さな滝が見えています。烏来の街に沿って流れる
川は南勢渓と言うんですが、烏来瀑布に続くこの小さな水流は南勢渓に注ぎ込む支流となっています。
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・雲仙楽園の入口
さらに延々と階段を上っていくと漸く雲仙楽園の入口の鳥居へと到達です。
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・雲仙湖1
鳥居の奥には小さな湖がありました。湖の上流に掛かる橋の下には貸しボートが並び、既に何人かの方がボートを漕いでいました。
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・雲仙湖2
湖の中央には小さな東屋が建っています。
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・雲仙湖3
・さらに上流に掛かるつり橋
流れを上流に辿るにつれ、いくつかの端が見えてきます。もちろんその分急な階段も続いているわけで、小生にはもはや
山登りの様な気がしてきました。
さすがに疲労も募るし、左ひざの痛みも尋常ではなくなったのでこの辺りで引き返すことにしましたが、階段と言うのは
上りは疲れますが、実は脚や膝へのダメージは下りの方が厳しいんですよね。ここまで登った数百段の階段を戻って、
ロープウェイ、トロッコ電車に乗り継いで烏来の街まで戻ってきました。
■日帰り温泉
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・日帰り温泉
もう足はがくがくの状態、疲れも溜まっているので疲労を回復しながら休もうと、川沿いに並んで建つ温泉宿の中で
日帰り入浴を開放しているところの一つに入ります。
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・部屋の様子
2時間、お湯に入ったり休んだりを繰り返したかったのでちょっと奮発してベッド付きの部屋を借りました。
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・浴室
お湯を張っているところです。烏来温泉の泉質は炭酸水素化ナトリウム泉で、角質除去と新陳代謝促進効果があるそうです。
どうりで入浴すると肌がちょっぴり滑っとする感じでした。
たっぷり2時間の休憩後は、当初予定していたこれまで行ったことが無い夜市への寄り道も諦めて、ホテルのあるMRTの駅まで
一気に戻ってきました。
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