ミラノに到着した昨日は、本当に何もせずに休息していたので、実質的にミラノ1日目の今日は、
ベルガモまで行ってきました。TVの天気予報では、雷を伴う大雨になるようなことを言っていたので心配しましたが、
さすがに晴れ渡ることはないものの、雨には降られずに済みました。
ベルガモの町は高台にあるアルタの町(旧市街)とその麓に広がるバッサの町(新市街)に分かれていますが、
観光の中心はやっぱりアルタの町の方です。
ドゥオーモ広場には、洗礼堂(入場不可)、コッレオーニ礼拝堂(写真撮影不可)、
サンタ・マリア・マッジョーレ教会とドゥーモが向かい合うように並んで立っています。
写真の一番右がコッレオーニ礼拝堂、礼拝堂の陰に隠れるように見えているのが
サンタ・マリア・マッジョーレ教会、一番左がドゥオーモになります。
外観は地味ですが、サンタ・マリア・マッジョーレ教会の中は一面、
壁も天井もきらびやかなフレスコ画や、タペストリー等で覆い尽くされています。
白い大理石のファザードを持つドゥオーモの内部は、サンタ・マリア・マッジョーレ教会と比べると
落ち着いていますが、実は多くの芸術作品に溢れています。
今回のベルガモ訪問もほぼ10年ぶりでしたが、過去に見落としていて絶対に
行きたかったのがこの小さなサン・ミケーレ・アル・ボッツォ・ビアンコ教会です。
入口からは想像できないような素晴らしいフレスコ画が残っています。
食事の後は、ヴェッキア広場に建つTorre Civica(市民の塔)に登りました。
先ほどのサンタ・マリア・マッジョーレ教会とコッレオーニ洗礼堂や、
ドゥオーモを上から見下ろすことが出来ます。
最後は旧市街から下りてきて、カッラーラ絵画館の見学をしました。
素晴らしい作品ぞろいでしたが、ここでは日本でも有名な作家の作品をご紹介します。
・「聖母子」…カルロ・クリヴェッリ
・「聖母子」…ジョヴァンニ・ベッリーニ
・「サン・セバスティアーノ」…ラファエロ・サンツォ
・「キリストの祝福」…サンドロ・ボッティチェッリ
・「聖痕を受けるサン・フランチェスコ」…エル・グレコ
イタリアの教会は、宝物の宝庫ですね。
絵画館の絵も、見覚えがありますよ〜。
教科書におなじみの画家ばっかり
外観は本当に当てになりませんね。それにしても豪華な装飾の数々でした。コッレオーニ洗礼堂が撮影禁止だったのが本当に残念です。
絵画館はイタリアでも上位にあたる質の高い作品が集まっているそうです。