アントウェルペンの三日目、明日は帰国日ですが漸くアントウェルペンの市街を見学します。
アントウェルペンの主な見どころは10時にならないとオープンしないのでホテルでゆっくりしてから出発です。
■ノートルダム大聖堂
・ノートルダム大聖堂の外観
14世紀半ばから170年程かけて建てられたベルギーで最も大きなゴシック様式の教会です。
・ノートルダム大聖堂ファザード
残念ながら123mの鐘楼やファザードは修復工事中でした。
・ネロとパトラッシュ
アントウェルペンの大聖堂は、日本人にはネロとパトラッシュが最後を迎えた場所として有名ですが、
地元ベルギーではそれほどポピュラーではないようです。それでも教会の前にはこんなオブジェが飾られていました。
・教会内部
三廊式の内部はまるで美術館のように作品で溢れています。特に今は王立美術館が改修のために閉館しているので、その作品の一部も飾られていました。
・キリストの昇架…ルーベンス
・キリストの降架…ルーベンス
・聖母被昇天…ルーベンス
少年ネロが最後に見たがっていたルーベンスの大作3点です。
・主祭壇
聖母被昇天は主祭壇に飾られています。
・主祭壇を取り巻く礼拝堂
・主祭壇を取り巻く礼拝堂
・主祭壇を取り巻く礼拝堂
主祭壇の後ろを取り巻くように複数の礼拝堂が配置されています。
■グローテ・マルクト
大聖堂の近く、賑わいを見せる広場です。
・市庁舎
何と市庁舎も全面修復中です。
・ブラボーの噴水
アントウェルペンやブラバント地方の名前の由来となった古代ローマの兵士の像です。
悪い巨人の手(ant)を切り取って投げた(werpen)様子を表しています。
■ステーン城
・ステーン城
アントウェルペンを流れるスヘルデ川沿いに建つステーン城もご覧の通り全面修復中でした。
■聖パウルス教会
・教会ファザード
・キリストの磔像
教会の右側面に造られた、おそらくキリストの受難を表した一連の石像です。一番奥はグロッタ(洞窟)を模していてキリストが横たわっています。
・教会内部
この教会もノートルダム大聖堂に負けず劣らず素晴らしい絵画(ルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンス)や、
木彫りの天使、聖人像などが多数残されています。バロック様式の祭壇の高さはベルギーで最も高いそうです。
■聖カルロス・ボロメウス教会
・教会ファザード
・教会内部
17世紀初頭にイエズス会によって建てられたバロック様式の教会です。
・エジプトから帰還する聖家族…ルーベンス
主祭壇の左の礼拝堂に飾られています。長期にわたって外部に流出していたものが2017年に漸く元の教会に戻って来たのだそうです。
・二階からの眺め
珍しいことですが教会の二階部分に登ることが出来るようになっていました。目線の高さが異なると印象もだいぶ変わってきますね。
さていよいよ明日は帰国日になってしまいましたが、飛行機の時間が21時代なので、明日も見学に繰り出す予定です。
今の所美術館をいくつかはしごしてみようかと… 写真のアップは日本に帰ってからになるかな??
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