ローマの第51弾では、三つの噴水が並ぶ観光名所ナヴォナ広場に面して建つサンタンニェーゼインアゴーネ教会をご紹介します。
サンタンニェーゼインアゴーネ教会は現在ナヴォナ広場となっているローマ時代のドミティアヌス競技場跡、
名前の通り聖アグネスが304年に殉教したとされる地に建てられています。現在の教会はパンフィーリ家出身の教皇イノセンツォ10世により、
古くからあった礼拝堂の後に17世紀半ばに建てられています。バロック様式の教会は、2つの鐘楼と大きなクーポラを持ち、
内部はほぼ円形のギリシア十字のレイアウトと、4つの礼拝堂が配置されています。
クーポラのドームには聖アグネスにまつわるフレスコ画が描かれていますが、4つの礼拝堂には祭壇画の代わりに大理石のレリーフが
設置されているのが特徴的です。それぞれの礼拝堂は聖アグネス、聖セバスチャン、聖フランチェスカロマーナ、聖フィリッポネリに捧げられています。
※フォトチャンネルの登録数が上限の1000件となってしまったため、新規のフォトチャンネルが作成できません。今後は写真をそのまま記事の後に
貼りつけようと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます