ポルトの2日目です。
■サンタ・クララ教会(修道院)
午前中はガイドなどでは紹介されていないサンタ・クララ教会(修道院)を見学しました。場所的にはポルト大聖堂とは
サン・ベント駅前から続くドン・アフンソ・エンヒーケス大通りを挟んで反対側にある教会です。
入口が周囲の建物に組み込まれた小さな門をくぐったところにあるので、なかなか訪問の難易度が高いんですが、
それだけの苦労をしてもいい素敵な教会です。
・教会入口
現在の教会の入り口は元の教会の前室に当たる部分で、ここで入場のチケットを販売しています。
・教会側面の入口
教会の側廊にある扉ですが、現在は固く閉ざされています。
・教会内部
バロック様式、単身廊の教会です。ポルトガルの教会によく見られる金泥細工が施されており、とても煌びやかな雰囲気です。
金泥細工と言うのは、金を粉状にしたものを膠で木などの上に塗る工芸細工です。
・主祭壇
・教会入口方向
主祭壇から入口方向を振り返ると、2階部分に木の格子越しに部屋が見えています。
・聖歌隊室
入口の前室(おそらくは聖具室)を教会とは反対側にある階段を上ると先ほど見えていた部屋へと行くことが出来ます。
内部には聖歌隊の席が並び、その上に絵画や彫刻が飾られています。
・聖歌隊室から見た教会内部
木の格子越しに見た教会内部の様子です。
■ボリャオン市場
教会の見学の後は、地下鉄に乗ってボリャオン市場へと移動しました。この市場は最近建て直されているので
非常に綺麗です。中は縦に通りが3本あり整然と売り場が並んでいます。
・魚介類売り場
市場の壁沿いには観光客がその場で食べることが出来るものを扱う店が並びます。牡蠣や海老やウニなど魅力的です。
(今回は実際に購入して食べたので、その様子は食事編で…)
・ワイン売り場
こちらではワインをグラスに注いでもらって市場内を持ち歩きながら飲むことが出来ます。
・缶詰売り場
通り沿いにはイワシや、魚介類の缶詰を売る店が多く並んでいます。こういった缶詰ってそれを扱う専門店も多いんですが、
価格が全然違うんですよね。まぁあちらは高級品と言うことなんでしょうけど。小生の様な小市民は市場の価格は嬉しいです。
・オリーブオイル売り場
・チーズ売り場
・乾燥茸売り場
しめじや、小生の天敵の椎茸も扱っています。
・八百屋
全体的に地元の人向けと言うよりは観光客向けに特化した感じの市場です。
■フェレイラ醸造所
市場での買い物をホテルに置きに戻った後は、地下鉄でドウロ川の対岸、ポートワインの醸造所(貯蔵、熟成庫)が
数多く並ぶエリアに向かいます。
今回ポルトは3回目の訪問ですが、過去2回も有名どころの醸造所は廻っているので、今回はちょっとだけ離れた所に
建つフェレイラ(Ferreira)醸造所に行ってみました。
・醸造所入口
・大樽
酸化熟成がゆっくりなので、果実味を活かして3年ほどの貯蔵で出荷するルビーポートに主に使われている大滝です。
・小樽
酸化熟成を進め、複雑な薫りや味わいを作り出す長期熟成のタウニーポートに使われる樽です。
・試飲3種
ワイナリー見学の後は3種類のポートワインの試飲を楽しみます。左からホワイト、タウニー、レイトボトルド・ヴィンテージ
(ちょっと高級品)となります。
・試飲したポートワインのボトル
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