★ L の目の前に広がる淡路島・東浦の海
淡路島では、本土のことを 「かみ」 と言います。
かみは、神戸の 「神」 なのか、上下の 「上」 なのか、
淡路島で生まれ育ったどなたに尋ねても、皆さん首をひねります。
「ん~、考えたことなかったですね~」 と、
そこは曖昧のまま、かみという響きのみを受け入れてきたとのこと。
その 「かみ」 と 淡路島。
あっちとこっち、よくぞ架けてくださったなぁ。
明石海峡大橋を眺めるたび、神と人の繋がりを連想せずにはいられません。
淡路島の淡路S.A.からの眺め
写真を撮るのに没頭していたら、一緒にいた王しゃんが、
足元に置いていたカバンにマーキングしてしまいました。
その上、睨まれ.....う.....放置犬、抗議のまなざし。
ひるむと同時に思い浮かんだ、つい2,3日前の出来事。
「旦那さんが、通りすがりの犬に、足におしっこされたと
足に比べればカバンくらい、大したことないか」 と、
おかげで妙に落ち着いて対応できたのでした。
旦那さんの経験が、あの時の笑い話が、
今日の今に繋がることになるなんて、思いもしませんでした。
王しゃん、キミ、旦那さんのおかげで救われましたよ。
まだスネておいでのようです。
どことどこがどう繋がって、誰と誰がどう救われるのか。
展開し続ける今に、一体どんな橋が架かってくるのか。
事前になんにも掴めない今には、ワンダーがいっぱいですね。
誰にともなく語りかけながら、
あらためて、かみに架かる橋に目をやったのでした。
ちなみに、本土を 「かみ」 という淡路島、
では徳島に繋がる四国のことは何て呼ぶのでしょう。
「島」
・・・そんなわけはなく。
淡路島のご長寿に出会うたび質問してきましたが、
「特に呼び方はない」 とのことです。
太陽の橋 明石海峡大橋