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からだや頭の凝りをもみほぐして、人との絆や結び目がたくさん出来るといいね。
Innovation To Survive

good talented いい人材とは  Post Corona Life コロナ後の世界 (8)

2020-08-09 21:28:51 | 払暁半刻
新型コロナが流行り始めてからは、友人とは直接会話を楽しめない分、メールでのやり取りが増えました。 そのような中で、コロナ後「国会議員は歳費に見合った仕事をしているか」「最近の議員にはいい人材が少なくなった」という話になってしまいました。その際の当方の一節を紹介させていただきます。

「以下、自分のことを棚にあげて書きます。
 よい人材を選ぶ、実にむつかしいことです。
 会社でも、もちろんビジネスと会社の将来にとって「よい」ですが、よい人材を選ぶのに苦労します。まずは意欲があって周囲を巻き込んでゆける人。でも、「意欲」は往々にして野心の別表現でしかなく、野心は往々にして自分の利益についての野心でしかなかったりする。「周囲を巻き込んでゆける人」も、判断力に問題があると往々にして間違った方向に周囲を巻き込んでゆきます。さらに質が悪い場合は、自分を正当化するために自分の影響力を使って、より事態を深刻にしてしまう(笑)。

 国会議員の”よい人材”は、もっと難しそうです。
 法律家の場合、ほとんどの場合いわゆる徒弟制度に近い育成法です。これによって、個人的な資質、理解力、物事を推し量る想像力、論理力と説得能力などが数年掛けて評価されます。もちろん、価値判断力も自然と評価の対象になってきます。
 国会議員の場合、お話によれば、まずは権力に酔わない人であることが人材の第一条件のようです。かつ、想像するに、悪魔の囁きを吹きかける取り巻きや支持者を注意深くかつ丁寧に斥けられる人でなくてはならないようです。
ただ、思うに、後者の”忌避能力”はある程度頭が切れて誠実な人であれば可能なような気もします。前者の”権力陶酔症”は、結局のところ子供のころからの訓練、教育、自己統制の練度の問題のようですが、同時に日本の政官界の風土が改まらなければ、麻薬や酒タバコの常習と同じで、いつまでたっても改善されなそうです。最近の学生の間では我々の時代と違って、大酒に酔うことが、”いいこと、大人になった証拠”といったポジティブな評価が減り、ネガティブに評価される傾向にあるようです。
お話によれば、英国では、保守・労働両党とも、長い時間をかけて国会議員候補者を選抜し、党の顔として擁立し、時には党の戦略にそって「お国替え」もあるそうですが、”権力陶酔症”に関しては、その制圧にある程度成功しているのではないでしょうか。」

「コロナ後」に即していえば、では、リモート勤務が今後定着していったとして、「いい人材」とは何か、あるいは、
コロナ後も災害や災厄が波状的に発生するとして、これに対処できる「いい人材とは何か」であろうと思います。



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