(株)鳥越建設

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同友会研修旅行報告①

2009-10-14 15:27:28 | 役立つ情報
朝のうちのち


10月4日、5日、6日の建設同友会久留米支部の研修旅行の詳細です。
4日の研修の目玉は既述のように東寺でした。
東寺は真言宗の総本山で延暦15年(796年)に造営が始まったお寺です。
主な建物は国宝の五重塔、同じく国宝の金堂、重文の講堂、国宝の大師堂です。
今回は金堂、講堂、五重塔の内部を拝観してきました。
以下解説文を載せます。

金堂

金堂は東寺一山の本堂で延暦十五年(796年)に創建されたと伝えられています。
文明十八年(1486年)に焼失し、今の堂は豊臣秀頼が発願し、片桐且元を奉行として再興させたもので、慶長八年(1603年)竣工しました。
天竺様の構造法を用いた豪放雄大な気風のみなぎる桃山時代の代表的建築ですが、細部には唐、和風の技術も巧みに取り入れています。

薬師三尊と十二神将の像が安置されていました。
内部はすべて撮影禁止です。
残念ですがお見せできません。


講堂

東寺の創建時にはなかった講堂は、天長二年(825年)弘法大師によって着工され、承和二年(835年)頃には完成しました。
その後大風や地震で大破し、度々修理を重ねてきましたが、文明十八年(1486年)の土一揆による戦火で焼失しました。
現在の講堂は延徳三年(1491年)に再建された建物で、旧基壇の上に建てられ、様式も純和風様で優美な姿を保っています。

講堂には、大日如来の像を中心とした立体曼陀羅があり、そのうち15体が国宝、5体が重文に指定されています。
建物の大きさと仏像の精巧な作りに圧倒されました。

ちなみに、仏像がみな汚れていたので掃除はしないのかと聞いたら
破損する恐れがあるので掃除しないとの返事でした。
国宝級の仏像ともなると下手に触ることもできません。

建物も国宝なので触ったり叩いたりは禁物です。

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