[2020年11月21日 更新]
期末テストも終わり、受験勉強に完全に切り替えた頃だろう。
私が毎年春、中学1年生に必ず伝えていることがある。
今日はこれを皆さんにお伝えしよう。
すぐできることで、お金もかからない。ぜひ試してみて欲しい。
結論から言うと、ペンケースの中身を整理しようということだ。
◆探し物に毎年60時間
人は毎日10分間を"探し物"のために費やしているという。
1か月で5時間。年に60時間。これをどう見ようか。
私は「死に時間」だと考える。自分の人生が幸せになるでもなく、何かを身につけるわけでもないからだ。こんな時間は無い方がいい。
こういった探し物をする時間を減らすには、この2つが有効。
1. 置き場所を決める
2. ものを減らす
順に説明する。
「1. 置き場所を決める」
トヨタの工場の例が有名。工具を置く場所が決めてるから、探すのに時間を割かなくて済む。これにより作業効率がアップする。
キミは物の置き場所を決めているだろうか。
スマホ、カバン、カギ、制服、はさみ、ホチキス…
置き場所を決めておけば「探す」という作業を一切しなくなる。最初は面倒に思うだろうが、絶対にこの方がラクだと気付くだろう。
置く場所がない物は、たいてい「不要」である。機を見てしまうなり捨てるなりしよう。たぶん困ることはない。
「2. ものを減らす」
とりあえず取っておく、は止めた方がいい。使うかどうかわからんものはどうせ捨てるか失くすことになる。すぐ捨ててしまうといい。
捨てるかどうか迷うものは「迷いBOX」を段ボールで作り、そこに入れておく。1か月間に一度も使わなかったら捨ててもいい。
◆ペンケースで試してみよう
普段学校で使うのなら、
・シャーペン1本
・黒赤青ボールペン
・消しゴム
・定規
これで充分。
シャーペンの替え芯?いらん。シャーペンの中に1本入れておけば十分だ。
1日に芯を2本3本使うほどキミは勉強するのかい?使わんよ。
蛍光ペン?いらん。赤青ボールペンで充分間に合う。
油性ペン?いらん。そんなにしょちゅう、持ち物に名前を書くことなどないだろう。
本当なら消しゴムもいらんと思っている。間違えたら二重線で消せばいい。消しゴムと時間のムダ。
理想を言えば定規もいらん。定規がなくてもまっすぐの線を引けるように今から訓練しておくべきだ。大学入試ではたいてい定規は使えない。
つまりシャーペンと、黒赤青ボールペンだけで充分ということ。
自分で勉強するだけならシャーペンもいらない。ボールペンだけでできないことはない。
さすがにそこまでやるのは究極なので、まずは上記の4アイテムだけをペンケースに入れて来週1週間、学校に行くといい。
それでどうしても必要な物があったら、ペンケースに加えたらいいだけ。
◆私はペン1本
私が塾で使っているのはシャーペン&4色ボールペン。これだけで事足りる。

私の愛用品はツイッターでも書いたかもしれんがコレ。ジェットストリーム。
淑徳巣鴨高校からいただいたもの。
以前はゲルインクボールペンsignoを使っていたが、ジェットストリームに出逢ってガラッと変わった。
ボールペンは黒赤青緑の4色あるが、緑は「葉緑体」を書く時しか使わない。
3色のもあるのだが、プラスチックの質感が好みではないので、4色のこれを使っている。
これがなくなると仕事にならない。これさえあれば困らない。そんな一品。
普通に買うと1,000円くらいするので、今年の冬はサンタさんにお願いするといい。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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