[2020年5月26日 更新]
人気のない私立高校は生徒集めに毎年必死だ。
当然だが生徒が集まらなければ授業料も集まらない、大学合格実績も少なくなる、部活動も満足にできなくなるなどデメリットだらけ。
そもそも定員が少ない=少人数制を方針としている学校なら何ら問題ない。
入学者を集められない学校が問題なのだ。
今回の記事は、2019年12月の高1在籍数を旺文社「高校受験案内」の数値を使って集計した。
2018年12月の高1在籍数は過去記事を読まれたい。
比較しても面白い。
<過去記事:生徒数の少ない私立高校>
◆生徒数がいちばん少ないのは成女
在籍数100未満の高校を並べた。
品川翔英。初めて聞く方もいるだろう。
去年まで小野学園女子高校という名で、今春から校名変更&共学化となった。
去年まで小野学園女子高校という名で、今春から校名変更&共学化となった。
東京音大付属は募集人員が70名なので、不人気なわけではない。
日本音楽は募集人員100名なので定員割れである。
日本音楽は募集人員100名なので定員割れである。
20校のうち女子校が18、共学校が2、男子校はゼロだ。
この20校、学力レベルは推して知るべし。
この中で教え子にお勧めできる学校は1つだけかな。
◆生徒数がいちばん多いのは関東第一
在籍数500以上の高校は7校(完全中高一貫校は含まず)
関東第一 男385 女403
國學院 男275 女351
朋優学院 男240 女316
駒澤大学 男255 女286
昭和第一学園 男343 女179
八王子学園八王子 男220 女296
日大櫻丘 男270 女232
関東第一は圧倒的。
駒澤大学 男255 女286
昭和第一学園 男343 女179
八王子学園八王子 男220 女296
日大櫻丘 男270 女232
関東第一は圧倒的。
過去3年間で6000人もの合格者を出している。80%は併願での受験だ。
実際に入学するのは毎年2000名強の受験生のうち35%程度。
2位は國學院。
2位は國學院。
併願優遇はなくガチ受験で受験生を集めている。
人気の理由の一つは立地。青山高校のお隣さんであり、神宮球場の目の前である。
スワローズファンなら青山高校か國學院高校に入るべきだ。
スワローズファンなら青山高校か國學院高校に入るべきだ。
ジャイアンツファンなら東京ドームに近い中央大学高校か東洋高校か工芸高校か昭和第一高校(昭和第一学園ではない)だね。
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