◆魅力を伝えて欲しい
なんどか紹介してきたが、都立高校などの学校紹介動画を都教育委員会は各校に作成依頼している。
新たに5校が追加された。
がいずれも「面白いもの」ではない。
面白いとは、笑えるとかそういう意味でなく、その高校に興味を持てたり一度行ってみたいと思わせるものということ。
写真を切り貼りして、音楽とテロップをつけてお終い。
という学校のなんと多いことか。もっと工夫できるはずなのに。
例えば小石川高校。
英語での学校紹介をしている。「英語教育にチカラいれてまっせ~」というアピールなのだろう。
それ自体はいいのだが、小石川に行きたいと考えているのは小学生だ。
なのでせめて「日本語字幕」をつければより良くなる。Youtubeを利用しているので字幕のON/OFFは可能なはずだ。
小石川中等教育学校:https://tokyodouga.jp/ATKfKIQwx1A.html
なお「学校紹介編」は、なぜか見られない。
↓こんな状態
◆制作は、生徒主体でいいのでは
「映像研究会」など生徒が主体で作っているであろう動画と、教員主体で作っているであろう動画がある。
見ていて面白いのはあきらかに前者。
今の高校生は我々オッサン世代より、動画を見る・選ぶということが自然にできている。
ハメを外しすぎるのはいただけないが、もう少し自由に各高校の動画を作ってみてはどうだろうか。
そういう意味で、大江戸高校は面白かった。
「3部制」の説明もストーリーとして組み込んであるなど工夫している。先生も生徒とうまく絡んで作成したのではないかな。
また八丈高校も「興味を持つ」という点では優秀だと思う。「生徒の声」は見ているものに響きやすい。
映画のCMで、見た後のお客さんにインタビューしているタイプのものがあるが、それは視聴者に働きかけやすいからだ。
後発の高校は、ぜひ先人に学ぶべき。
いいところは堂々と真似をしてよいだろう。
同じ都立高校なのだから。
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