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睡眠を制するものが受験を制す

[2021年8月10日 更新]
◆正しい睡眠を意識する
眠くなったら寝る。なんとなく昼近くに起きる。
そんな休日を過ごしていたら、他の受験生に悪い方向で差がつく。
夏休みもあと半分。少なくとも残りの期間は「正しい睡眠」を意識しよう。

たかが睡眠と軽く考えず、睡眠すら受験にとってプラスに活用できるようにしよう。
今日は、中学生でも簡単にできる「正しい睡眠」を伝える。


◆Pointは「起床時刻を変えない」
規則的な生活が、もっとも身体に負担をかけない。
つまり疲れにくくなる。

いちばん手軽なのは「毎日、同じ時刻に起きること」これだけ。
土日になると「学校がないから早起きしなくていい」という気のゆるみで、お昼近くまで寝ている中学生も多いがこれは最悪。
人は、昼近くに起きたらもうその日は行動する気が失せるものだ。
何があっても、起きる時刻だけは厳守すべき。

中学生が忙しいのは分かっている。
だったら「どうやって疲れないようにするか」をもっと考えるべきだ。

疲れているからたっぷり寝たい。
そう思うこともあるだろう。それならいつもより早く布団に入ればいい
夜の9時に寝たっていい。
朝寝坊するより、早く寝たほうが100倍いい。

私も塾の仕事のある日は就寝が24時を回ってしまうが、休みの日には夜10時くらいには寝ている。
睡眠不足は健康にもよくないし、翌日ずっと頭もはたらかなくなる。寿命にも悪影響がある。
いい事が1つもない。

なおアメリカ睡眠財団作成した、年代別の推奨睡眠時間は以下の通り。
就学児(6~13歳):9~11時間
ティーンエージャー(14~17歳):8~10時間
ヤングアダルト(18~25歳):7~9時間
成人(26~64歳):7~9時間

かつては睡眠時間を削ってでも勉強する、モーレツ受験生もいたが時代遅れ。
高校受験生でも8時間は眠っておいたほうがいい、というのが今の常識だ。

とは言え、必要な睡眠時間は人によって違う。
まずは自分のベスト睡眠時間を知っておこう。
「8時間だとちょっと眠くてキツイな~」とか「6時間半がベストかも」とか、自分にとっての最適な睡眠時間とリズム(何時に寝て何時に起きるか)を見つけよう。

私が見てきた高校受験生の3年分の平日平均睡眠時間は、6時間47分だった。
もっと寝ればいいのにと思う。
あくまで目安と思っていただきたい。


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