◆一般入試はなんと2月21日(金)
令和2年度の都立高校入試の日程が、都教育委員会から発表された。
●推薦入試
【入学願書受付日】 2020年1月22日(水)
【 実 施 日 】 2020年1月26日(日)・27日(月)
【 合格発表日 】 2020年1月31日(金)
願書受付と合格発表が、それぞれ1日前倒しになっている。
●一般入試
【入学願書受付日】 2020年2月5日(水)・6日(木)
【 願書取下げ 】 未発表
【 願書再提出 】 未発表
【 実 施 日 】 2020年2月21日(金)
【 合格発表日 】 2020年3月2日(月)
実施日が2月21日まで早まるのは、2002年度入試以来18年ぶりのこと。
ここ数年は入試日から発表まで1週間以内だった。今回は10日後である。
受験生にとってはリラックスできる時間が増えることになるが、一方で高校準備の時間が減ることも意味している。
高校受験生が遊びほうけていいのは合格発表日まで。
その日以降は高校生としての勉強貯金をしておくべき。やっている奴は、入試が終わったその日から高校の予習を始めている。
過去の都立高校入試日程については以下を読まれたい。
<過去記事:都立高校 一般入試の日程はどう変わってきたか>
◆出題内容が変わる!?
また、「東京都立高等学校入学者選抜学力検査問題出題の基本方針」も記載されていたが、これが昨年2019度と同じではないのに気づいただろうか。
<2020年度入試>
1. 中学校の教育課程に基づく学習の成果としての学力を検査することを基本とし,出題の範囲は,中学校学習指導要領に示されている内容によるものとする。
2. 出題の内容は,各教科とも,中学校学習指導要領に示されている教科の目標及び内容に照らして基本的な事項を選ぶとともに,一部の領域に偏ることのないようにする。
3. 出題に当たっては,基礎的・基本的な知識及び技能の定着や,思考力,判断力,表現力などをみるとともに,体験的な学習や問題解決的な学習などの成果もみることができるようにする。
4. 平成30年度から実施の,教育課程の移行措置に配慮する。
2. 出題の内容は,各教科とも,中学校学習指導要領に示されている教科の目標及び内容に照らして基本的な事項を選ぶとともに,一部の領域に偏ることのないようにする。
3. 出題に当たっては,基礎的・基本的な知識及び技能の定着や,思考力,判断力,表現力などをみるとともに,体験的な学習や問題解決的な学習などの成果もみることができるようにする。
4. 平成30年度から実施の,教育課程の移行措置に配慮する。
<2019年度入試>
1. 中学校の教育課程に基づく学習の成果としての学力を検査することを基本とし,出題の範囲は,中学校学習指導要領に示されている内容によるものとする。
2. 出題の内容は,各教科とも,中学校学習指導要領に示されている教科の目標及び内容に照らして基本的な事項を選ぶとともに,一部の領域に偏ることのないようにする。
3. 出題に当たっては,基礎的・基本的な知識及び技能の定着や,思考力,判断力,表現力などをみるとともに,体験的な学習や問題解決的な学習などの成果もみることができるようにする。
2. 出題の内容は,各教科とも,中学校学習指導要領に示されている教科の目標及び内容に照らして基本的な事項を選ぶとともに,一部の領域に偏ることのないようにする。
3. 出題に当たっては,基礎的・基本的な知識及び技能の定着や,思考力,判断力,表現力などをみるとともに,体験的な学習や問題解決的な学習などの成果もみることができるようにする。
そう、「平成30年度から実施の,教育課程の移行措置に配慮する」という言葉が追加された。
つまり、移行措置内容が出る可能性が高いということだ。
1問も移行措置内容がでなければ、「配慮する」ことにならないから。
移行措置内容については改めて記事をまとめる。
期待いただきたい。
なお、都立入試についての詳細は9月に発表予定である。
こういった速報を、ツイッターではいち早く発信している。
都立入試日程発表のツイートも昨日の午前中に配信した。ぜひフォローされたい。
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