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2023年度 一般入試倍率から(1)

[2023年2月10日 更新]
朝から雪が降ってます。
このままの降りだと積もりそうです。足元には気を付けて。くれぐれも利き手だけはケガしないように。受験生にとっては言葉通り命取りになります。

◆進学指導重点校の倍率は下がる
取下げ前の出願倍率は以下の通り。
男子
日比谷 2.59
戸山  2.02
青山  1.94
西   1.78
国立  1.48
立川  1.37
八王子東 1.22

日比谷が突出しているように見える。しかし日比谷は当日欠席率が高い。
過去5年間の一般入試欠席率は24%→22%→28%→28%→25%
他の私立や国立(こくりつ)高校に合格しての欠席である。  

女子
日比谷 2.03
戸山  1.88
青山  2.08
西   1.98
国立  1.46
立川  1.45
八王子東 1.16

西高校が高い。
2014年度に差し替え前倍率が2.00(実倍率1.52倍)だったとき以来の高倍率だ。

八王子東は過去15年間で最低。倍率が高ければ入試で競争が起こり、質の高い生徒を集められる。逆もしかり。

立川の創造理数科は3.63倍。初年度である2022度は4.50倍(4.44倍)だったので、多少は緩くなった。

立川高校の応募数は
普通科男子 159
普通科女子 154
創造理数科男子 81
創造理数科女子 46
普通科は男女差がほぼない。創造理数は男子の方が2倍弱も多い。
なお創造理数科に不合格→普通科で合格という生徒もいる。

今年度は2022年度と違い、男女別定員制の緩和枠が10%から20%に拡大する。カンタンに言えば、合格不合格ボーダーライン付近の受験生は男女関係なく総合得点の高い順に合格者が決まる制度だ。

断言するが、倍率の出る中堅校では女子の合格者が増えることになる。
もともと募集人員は男子の方が多い。今春は男女同数または女子の方が多い高校が増えると見る。

続きは明日。

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