[2023年4月19日 更新]
2023年度の都立高校推薦入試で、不合格者が多かった普通科高校を列挙する。
今回は女子。
不合格者が60名より多かったのは23区だけで37校。多摩地域には14校あった。計51校。男子(27校)の倍近い
数が多すぎるので23区内の37校だけ紹介する。
<女子>
小岩 147
西 144
鷺宮 141
城東 119
江戸川 116
戸山 105
文京 103
豊島 103
日比谷 100
小山台 94
青山 94
竹台 93
三田 92
駒場 92
江北 87
板橋 86
北園 83
豊多摩 77
石神井 73
竹早 73
雪谷 72
広尾 72
武蔵丘 71
松原 70
上野 69
日本橋 69
井草 66
大崎 65
杉並 65
本所 65
深川 64
篠崎 64
目黒 63
練馬 63
高島 63
田園調布 62
葛飾野 61
※青字は進学指導重点校
国立85名、立川80名、八王子東33名。
進学指導重点校では八王子東がダントツで不合格者が少ない。
鷺宮高校が1位。男子も23区で1位だ。
なんでこんなに集まるのか。私にはまったく分からない。
今春、ウチの塾からも鷺宮に合格した子はいる。本来ならもう2ランク上も目指せる子だったが「楽しそうだから鷺宮」と言って聞かなかった。どんな魅力があるんだ!?
2位は男子不合格者68名だった西高校。女子は144名(5.80倍)と受験者&不合格者は多かった。
2022年度 107名
2021年度 113名
2020年度 99名
2019年度 93名
2018年度 84名
と西は年々、不合格者が増えている。倍率も鷺宮に次ぐ2位だ。
男子はランク外の日比谷高校。女子では23区で9位、100名が不合格。
女子のトップ層は選択肢が男子より少ない(=私国立のトップ共学・女子校が少ない)から、チャンスを増やすために推薦も受ける。
男子は私国立の入試を受けて、さらに日比谷も受けたいと考える層がいる。
彼らは開成や早慶、筑駒、筑附、学芸大附属などを受けて、シメで日比谷の一般入試に臨む。
2022年度に98名だった向丘高校はランク外(58名)
2022年度 98名
2021年度 116名
2020年度 83名
2019年度 91名
2018年度 123名
平均102.2人の過去5年と比べ、ガクンと減った。
まぁ妥当だろう。
練馬高校は63名も不合格者を出す一方、近隣でレベルも近い光丘高校は6名、田柄高校は1名しか不合格が出ていない。なお田柄は男子の推薦入試は全入だった。18名募集に6名しか応募がなかったから。
田柄も光丘も、2023年度は3次募集まで実施している。
どんなに成績が悪くても、3次募集は定員割れだったので間違いなく入学できる高校だ。
最終的には絶対に田柄には入れるので、推薦入試ではより上を目指した方がいい。この倍率・不合格者数は理にかなっていると言える。
<過去記事:光丘高校、田柄高校、練馬高校って必要か>
都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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