2021年度都立入試の出願は郵送だ

[2020年12月19日 更新]

来春2021年度都立高校入試は、出願方法が従来と異なる。

今春までは受験生が志願先に願書等を持って行ったのだが、通っている中学校から受験先の高校へ郵送する仕組みになった。

実施要綱にはこう書かれている。

都内の中学校に在学している志願者は、出願に必要な書類を中学校長に提出する。中学校長は、志願者から提出さ れた入学願書等提出書類を確認した後、当該中学校の志願者分を取りまとめ、都立高校長宛てに、出願受付期間に必 着するよう、都立高校が指定する郵便局に追跡可能な方法により提出する（郵便局留）。 

参照：都教育委員会HP

各中学校が「いつまでの願書を中学校に提出せよ」と受験生に指示するのだろう。

都立一般入試の願書は、1月29日から2月4日までに指定の郵便局必着。

都内であれば2月3日の午前中に投函すれば翌日には指定郵便局に届くだろう。

だが2月4日必着となっているため、1日でも過ぎたら都立高校は受け付けてはならないはず。ルールなのだから。

そんな危ない橋を中学校長が渡るとは考えられない。

都立推薦入試の合格発表が2月2日なので、推薦入試を受けた生徒は発表を見るまでは願書を発送するわけにはいかない。

推薦入試合格者は一般入試に出願できないからだ。

おそらく流れとしては

・2月1日まで…中学生は願書を提出する。推薦への出願有無は関係なし

・2月2日…推薦合格発表を見て、合格者の願書は破棄。それ以外を郵便局から発送。

だろう。

2月2日の発表を見てから願書を書いていては間に合わないかもしれないからね。

◆大島海洋国際は間に合う？

では島しょである大島、そこの大島海洋国際高校に出願する23区の受験生はどうしたらいいのか。1～2日で必着なんて不可能である。

安心してほしい。

文京区の本郷郵便局も指定郵便局になっている。

入試前は勉強だけしていたいものだ。

願書などはとっとと書いて中学校に提出してしまおう。後回しにするメリットなど一つもない。

保護者に頼るな。受験生なら自分でやれ（最後のチェックは頭を下げてお願いしてもいい）

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