[2019年11月16日 更新]
都立高校一般入試の実倍率を、旧学区ごと11年分(平成21年度~31年度)の移り変わりを見てみる。
なお旧1学区とは、千代田区、品川区、港区、大田区のことだ。
◆不人気3校を抱えつつも高値安定
11年間の平均倍率は男子1.53倍、女子1.51倍。
定員割れの常連校である大森・八潮・蒲田高校を抱えながら立派な倍率と言えよう。
2019年度入試で実倍率が高かったのは、男子だと
三田高校 1.89倍
田園調布高校 1.89倍
日比谷高校 1.82倍
女子は
小山台高校 1.78倍
日比谷高校 1.74倍
田園調布高校 1.72倍
応募倍率が高かったのは男女とも日比谷高校。
男子2.47倍。女子は2.14倍だ。
応募したが受験しなかった中学生が多かったということである。
今春に限ったことでなく、日比谷高校(特に男子)は例年2割程度は受験辞退をしている。
他の私国立高校に合格したためであろう。
◆日比谷、小山台、三田は2020年度も人気
人気が下がる理由が見受けられないのがこの3校。
特に小山台は大学進学実績も出ており、お買い得な高校。再三にわたり述べてきたが、まだ見ていない中学生は一度、見に行ったほうがいい。
小山台高校に進んだ教え子が何人もいるが、一人の例外もなく「いい学校だ」と言っている。
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