今回から、都立高校から合格できる大学 を検討していく。
1回目はSMARTの筆頭、上智大学へ合格できる高校を取り上げる。
なお、SMARTをご存じない方もいるだろう。
かつてはMARCHまたはGMARCHという学校群があった。
最近はSMARTというくくりを使うようになっている。
GMARCHとは
学習院
明治
青山学院
立教
中央
法政
明治
青山学院
立教
中央
法政
の頭文字である。
また早慶上智や早慶上理というくくりも最近は使われなくなってきた。
上智、東京理科と早稲田、慶應の差が広がってきたためである。
SMARTとは
上智
明治
青山学院
立教
東京理科
明治
青山学院
立教
東京理科
の頭文字だ。MARCHから中央と法政が抜けている。
なぜ上智がSなのかというと、上智は英語表記でSophia Universityとするからだ。
だったら立教もSaint Paul's UniversityなのでSだろうに。
JMARTだと安売りスーパーの店名みたいだからだろう。
話が逸れた。
◆TOP20では女子学院と頌栄女子学院の2強
合格者数1位は完全中高一貫の2校。ともに女子校だ。
3位の豊島岡女子学園も女子校。
20校のうち男子校は攻玉社のみ。女子校は8校が入っている。女子人気が高いのだ。
都立高校では日比谷(8位)と西(13位)がランクインしている。
神奈川県立トップの横浜翠嵐高校や埼玉県立トップの浦和高校はランクインせず。
早慶大のランキングTOP20には、横浜翠嵐も浦和も入っている。
この2高校は、上智向きではないようだ。
20校中、13校が東京の高校だ。
◆都立は国際、立川が健闘
都立トップ15校のうち11校が区部。多摩地域は立川、武蔵、国立、三鷹。
圧倒的に区部が強い。
国際高校の強さが目を引く。
また意外(失敬)と、竹早高校が成果を出している。逆に戸山高校は少ない。
もっとも戸山高校生の志向は「上智よりも早稲田」なので、問題があるというわけではない。
高校はあくまで通過点。
上位校へ行く子のほぼ100%が大学進学を考える。
もう行きたい大学が決まっているのなら「その大学への合格者を多く出している高校」を選ぶのが近道になる。
参考にされたい。
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