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一般入試 倍率の推移 <旧6学区>

[2019年11月21日 更新]
都立高校一般入試の実倍率を、旧学区ごと11年分(平成21年度~31年度)の移り変わりを見てみる。
全日制普通科(単位制を除く)のみ集計している。
なお旧6学区とは、墨田、江東、葛飾、江戸川区のことだ。

◆鎖国状態の旧6学区
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旧6学区は東京都の東端に位置する。すぐお隣は千葉県だ。
よって、旧6学区の都立高校に来る子の多くは地元民である。
せいぜい足立区民が葛飾区へ行く程度だろう。
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<画像提供:Craft MAP>

山手線より西側に住む子が旧6学区を受検するケースはずばり、
「どうしてもこの学校に行きたい」というケースだ。
特に城東高校は地元民だけでなく、スポーツ目的で入学する子も多い。
2017年~2019年度の倍率は
城東高校 実倍率
男子 1.43→1.72→1.65
女子 1.50→1.69→1.59
けして高くはないが、まずまず安定している。


 ◆南葛の人気の理由は?
南葛飾高校、通称"南葛(なんかつ)"。
サッカー好きでなくても知られている漫画「キャプテン翼」の作者である高橋陽一さんの出身校であり、作品中でもここが活用されているようだ。
その南葛は校舎が改築されきれいになった。
葛飾区役所のはす向かいにあり、区民なら誰でも知っている高校だろう。
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知名度や学校のきれいさが評価されている。
外から見れば、地味だがガラの悪い生徒が少ないという印象である。

残念ながら倍率は高い。
募集人員が5クラス200名弱と、他の都立よりも少ないことも原因だろう。
2017年~2019年度の倍率は
南葛飾高校 実倍率
男子 1.92→1.60→1.67
女子 2.00→1.52→1.78

◆超狙い目! 小松川高校
再三になるが、小松川高校がお薦めだ。
詳しくは過去記事を読まれたい。倍率も書いてある。

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