[2019年11月22日 更新]
都立入試の過去問題から、正答率の低い難問をピックアップしていく。
今回はVもぎにも頻出の「地層」の問題である。柱状図を使ったものだ。
ニガテとする受験生は多いが、けして難しいものでもない。
ここで理解しておいて欲しい。
◆正答率22.5%
2017年度入試 理科 大問2(問4)
解答は記事の最後に書いてある。
まず最初の選択肢。
このサイトを読めば一発で分かる。読まれたい。
問題となるのは次の選択肢。
ポイントは高さをそろえるということ。
地点A(標高350m)は、地点B(標高345m)よりも5m高い位置にある。
同じ高さの地層や地表を並べればいい。
赤いラインが同じ標高ということになる。
さらに「砂の層」の位置を比べるといい。
青いラインが、地点Aと地点Bの砂の層の上端である。
よって、ずれの差は緑色の矢印であり4mと分かる。
柱状図の問題は2015年度入試でも出されている。大問3の問2だ。
こちらのほうは正答率が62.9%と高い。
都教育委員会のサイトに問題は載っているので、あわせてやってみるといい。
【正解】ウ
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