当たり前だが、テストの答案は先生が採点する。
その時に読みにくい、見づらい字を書くメリットは一つもない。
むしろ先生にいやな思いをさせてしまう。
「人のために善行を積め」などというつもりはない。
先生に嫌われ、通知表で辛い点数をつけられるのを避けるためだ。
◆単語と単語の間は空ける
どちらが読みやすいだろうか。
I l i k e t e n n i s.
I like tennis.
I like tennis.
比べるまでもなく、下の方が読みやすいはずだ。
だが、上の書き方をしている子は存外に多い。
なぜ、こういった書き方をする子がいるのか。
理由は簡単だ。「正しい書き方を意識していない」から。
書けばいい、としか考えていないのだ。
キミが中学生なら知っておいた方がいい。
学校の先生は公平に判断し、成績をつけてくれるわけではない。
先生だって人間だ。好きな生徒もいれば、気に食わない生徒もいるだろう。
学校の通知表が定期テストの点数だけでつくのなら、多少きたない書き方でもそう問題にはならない。
しかし通知表は、定期テストの点数を加えた先生の主観で採点されるのだ。
「授業態度が悪い」と先生が判断したら、点を下げることができる。
厳密にいえば、「授業態度が悪いと判断した」ということにしておけば、事実はどうあれ通知表の点は下げられる。
自分に反抗的な生徒に、進んで”5”をやろうとする聖者のような教師はそういまい。
単語と単語の間は空ける。
1つの単語では寄せて書く。
意識しよう。
たったそれだけで、先生に好印象を与えられる。
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