[2022年4月4日 更新]
今週から新学期が始まる。
中学3年生にとって、調査書点が決まる大事な9か月の始まりだ。
<過去記事:2023年度 都立高校入試の基本<1>調査書点>
◆大人の求める「当たり前」を実施せよ
まず確認。中学校教師の役割を正しく理解しているだろうか。
・授業をする人
間違ってはいない。確かに授業はする。
・キミたちの成績を上げる人
間違い。
そういう心意気の教師も存在するが、皆が皆そうではない。
・キミたちを採点する人
これが正解だ。
中学校教師は担当教科において、キミたちを5段階で採点・評価する人である。その採点結果によってキミたちの高校受験が有利になるし不利にもなる。
当然、いい点を付けてもらうに越したことはない。
ではどうしたら「いい点」をもらえるか。
・テストの点を上げる。90点以上なら5、80点以上なら4を狙える。
・提出物は指示通り行い、丁寧な字で書く。枠や線からハミ出ているのを教師は嫌う。
・遅刻しない。
・先生の目を見て話す。
この4つがお薦め。
断言するが、現状の区立中学校の通知表は先生に好かれていなければ「5」は取れない。むろん中学校教師はそんなこと認めないだろうが、多くの生徒を見てきた結論である。
通知表を上げたければテストの点だけでなく、先生に好かれるよう振る舞う必要がある。
これを自然にできる男子中学生は少ない。女子は比較的うまい。
それが通知表の男女差(当然女子が上)の一因だと考えている。
提出物、時間を守る。
そういった大人の望む"当たり前"を実行してほしい。
◆大人が好きな中学生は「素直な子」
別にキミらが先生を大嫌いでも一向にかまわない。
ただしそれを表に出したら負けだ。通知表の点を質草に取られているのだから。
表面上はにこにこし、腹の内ではアカンベーとしていればいい。
そういう意味ではマンガ「砂の栄冠」のナナは、腹黒いが周りの大人からは理想的な高校球児として見られている(一部の人は勘づいている)
興味があったら読んでみるといい。私も好きな作品である。
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