都立に入る!

都立小中高一貫校に入る!

[2020年11月3日 更新]
2020年10月31日、都庁第一庁舎の大会議室にて東京都立小中高一貫教育校の説明会が開催された。
過去のツイートのように、滑り込みで申し込みが間に合った。


定員200名ということだったが、空席も目立った。
予約はしたが欠席した方が10名以上いたようだ。
録画や撮影についての注意はなかったが、会の内容は撮影してはまずかろうと判断。会冒頭のスライドだけ撮影させてもらった。


◆会次第
冒頭、都教育委員会の方から挨拶あり。
その後、市村裕子校長から挨拶。彼女を含め4名の開設準備室スタッフが紹介された。女性3名、男性1名。女性が多い。
その後、どのような学校を目指しているか。どのような児童を求めているかの説明があった。
これはパンフレットにも書いてある。引用しよう。

「求める児童の姿」
・季節の移ろいを五感で直に感じて自然の偉大さに感動したり、不思議に思ったりする子供
・日本の伝統的な行事や地域の行事にふれて人々の営みやつながりを知る子供
・絵本などの読み物や遊びを通じて想像したり、言葉を豊かにしたりする子供。
・積み木や折り紙など身の回りの多様な素材を使って形の面白さに気が付いたり、ものを形作ったりする子供。
発見や気付きを大切にして「なぜ、どうして」と問いかける子供。
・自分なりに答えを導こうと考え、行動する子供
・人やものを自分のことのように大切にする子供
参照:東京都立小中高一貫教育校パンフレットより

これを適性検査で問われるのである。
例えば、「栗の絵を見て、これと同じ季節を表すのはどの絵でしょう」と問うものがあった。
つくし、うちわ、さつまいも、雪だるまの絵が描いてある。

これを5,6歳児が1回質問を聞いて答えるのである。なかなか難しいのではないか。

◆対策しないと受からないが、対策しても受かるわけではない
まず断言できるのは「対策をしていなければ、そう簡単にはうからないだろう」ということ。問題は文章を読むのではなく、試験官が音読する。
それを聞き逃さず、言われた通りに行動しなければならない。「正しく聞く」訓練が不可欠である。

そのような検査をくぐり抜けても、最後は抽選で決まる。
国立小でも同様だが、運で入学できるかどうかが決まる。中学受験や大学受験では考えられない。

附属小学校の入学者決定の流れ
第1次
(抽選)
受検者が一定の応募倍率を越えた場合、抽選を実施
第2次
(適性検査)
〇「遊び」の要素を取り入れた検査の中で、受検者の行動を観察するなどして、適性の有無等を総合的に判定
〇一定の基準を満たした受検者を第2次合格者として決定
第3次
(抽選)
第2次合格者の中から再度抽選を実施し、最終合格者を決定

受験は令和4年度から。今の年中さんが最初の対象学年である。
まずは適性検査問題例は手に入れておきたい。
今回の学校説明会で配布されたが、今後も配布されるかどうかは分からない。
HPには載っていなかった。

どうしても欲しければ、フリマアプリなどで出品されたものを買うしかない。
出ていればの話だが。

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