[2020年3月10日 更新]
見出しの画像は、ツイッターのフォロワーから掲載許可いただいた「受験生がやっておくべきこと」をやった写真です。
きっちり志望校には合格できたそうですよ。
そりゃそうだ。
先日こんなツイートをしました。
toritsunihairu / 都立に入る! おりぐち
同じ塾名=同じ質
という考えは危険。
結局、塾にいる先生の良し悪しでいい塾かどうかは決まる。
たとえば、東京なら明光義塾やenaなどは、ほぼ駅ごとに1教室がある。
行ってみれば「同じ塾なのに全然違う」ことに気付けるはず。
ぜ… https://t.co/W22CKhZ6gh at 02/27 20:55
今回はこれを掘り下げていく。
結論は「いい塾=いい先生がいる」である。
世には”やぶ医者”という者が存在する。
体感でいいのだが、皆さんはそういった医者にかかったことがあるだろうか。
内科外科を始め、眼科、耳鼻科、皮膚科、歯科などおそらく複数の医者にかかっているはず。
治療がうまくいかない。むしろ悪化したなどという医者はいたか。
きっと「ゼロではないが、めったにいない」と思うのではないだろうか。
残念ながら塾はそうではない。
成績を上げるように取り組ませる塾は、せいぜい5つのうち1つと踏んでいる。
どの塾も
授業はする。宿題も出す。
だがその狙いと取り組ませ方はまったく違う。
成績が上がる塾には理由があるのだ。
塾には塾長の哲学がある。
皆さんの通う塾にはそれがあるだろうか。それが伝わっているだろうか。
どういう思いで先生は塾を運営しているかと言い換えてもいい。
それが合わない塾には行かない方がいい。
例えば、
「宿題は毎週3時間分は出す。これをやらなければ何時まででも居残ってやらせる」
という考えの塾があったとしよう。
これを「そうしてほしい。子どももそれを望んでいる」ととらえるのなら入塾すべき。
一方で「そこまでしてほしいとは思えない。ちょっと厳しすぎる」ととらえるのなら、迷わずよその塾にしよう。
よっぽどでなければ、塾の方針はすぐには変わらないからだ。変わっても困るだろう。
地元で10年以上続いている個人塾であれば、そうそうハズレはない。
その上で、自分に(自分のお子さんに)あっているかを確かめてから入塾すればいい。
何十校も経営している企業塾では、会社の方針が先にあり教室長の哲学は反映されにくい。
どうしても 教室長の考え < 企業の考え で動くからだ。
そんな塾にもいい先生はいる。
次に、そんないい先生の見つけ方を教える。
◆いい先生はこの5つを兼ねそろえる
1. 話が分かりやすい
2. 目を見て話す
3. 話を聞いてくれる
4. 姿勢がいい
5. 知識がある
2. 目を見て話す
3. 話を聞いてくれる
4. 姿勢がいい
5. 知識がある
順番に説明する。
◆1. 話が分かりやすい
塾の先生はしゃべる仕事だ。
しゃべりがヘタでは目も当てられない。
同じことを伝えるにしても、聞く相手によって話し方や選択する言葉を自然と変えられる。
相手の理解力によりそって話し方を変えられる。
そんな話し方ができる先生であってほしい。
2. 目を見て話す
大のオトナでもこれができない人は多い。
ぜひ先生の目線を見ながら会話してほしい。
自信のない人は目を反らす。
3. 話を聞いてくれる
しゃべるのは自分のペースでできる。
セールストークを覚えておけば、若手でも一定の営業はできる。
が、相手の話を聞きながらうまく返すのには訓練が必要。
そういう努力をしてきた人とは、話していて気持ちいいはずだ。
子どもでも大人でも同じ。
4. 姿勢がいい
「意識していい姿勢をしている」もしくは「いい姿勢が習慣化されている」ということ。
姿勢が悪いだけで魅力が半減する。
「どう見られているか」を意識している大人なら、どんな時でも背筋は伸びているはずだ。
5. 知識がある
歯の本数を知らない歯医者がいたらどうだろう。
そのような歯医者に治療してもらいたいだろうか。イヤだよね。
塾の先生は、歯医者と違って免許がいらない。
誰でも始めることができる。
また、必要な情報の大半は調べればいくらでも見つけられる。
高校入試の仕組み、倍率、過去問題の傾向などオープンな情報ですら入手して自分のものにしていない。
そんな塾が山ほどある。
どんな質問をしたらいいか。
過去の記事で、塾の探し方の記事で書いている。
こちらも読んでほしい。
<過去記事:都立高校受験のための塾通い>
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