[2021年6月3日 更新]
受験勉強は中3内容を学校ですべて終えてから。
そんな愚かな考えをしている中学生はいないだろうが、教科・単元によっては中3の二学期まで入試対策が難しいものもあるのは事実。
一方、国語の都立入試対策は中3の一学期からできる。何なら中2でも構わない。
中間テストが終わり気が抜けている中3のキミにぜひ読んでもらいたい。
◆国語は過去問を正しく解く
都立高校入試の国語で必要な物は「語彙」と「つまり何を言っているのかを把握する力」の2つ。
「語彙」はそこまで難しい言葉が出てくるわけじゃないから、一般的な語彙で充分だ。
例えば
営為(2020年度)
近傍の補完的な関係性 (2020年度)
生気を失う(2019年度)
逸脱し(2019年度)
こういった言葉を「大体こういう意味だろう」と読み取れればいい。
ありがたいことに漢字は一語一語が意味を持っている。逸脱という言葉を見れば「あぁ何かズレてるんだな」と想像できるだろう。
「つまり何を言っているのかを把握する力」とは要約する力だ。
都立入試英語もそうだが、筆者はつまり何が言いたいのかを把握する問題が多い。
だから「何となく」ではなく、本文にこれこれこう書いてあるからこの選択肢が正解と言い切れるようになればいい。
そのために必要なのは都立入試のレベルを知ること。それには過去問題を解くのが最も手っ取り早い。
キミが塾に通っているのなら、その塾には都立高校入試過去問が置いてあるだろう。頼めば使わせてもらえるはず。
ぜひこの時期に過去問を解いてみるといい。10年前だと解答形式も今とは違うが気にしなくていい。問題レベルを知ることが第一の目標。都立入試はいい問題が多い。ぜひ楽しんで解いてもらいたい。
<過去記事:2021年入試 都立高校 過去問題集 これを買おう>
なお最新版はすでに発売中だ。
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