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2020都立入試 受かる自己PRカードの書き方<後編>

[2019年12月22日 更新]
3回め、合格するための自己PRカードの書き方を伝える。
今回は「高等学校卒業後の進路について」の書き方。

◆鉄板は「大学進学」
高校が求めるのはどんな生徒だろう。
言うまでもなく「大学合格実績を作ってくれる生徒」は重宝される
各都立高校が公表している”本校の期待する生徒の姿”でも、多くの高校が大学進学を望んでいることが分かるだろう。

例:
上野高校 学習成績が優秀で、国公立大学や難関私立大学への進学意志が強く、自主的・意欲的に学習に取り組む生徒

本所高校 将来の進路実現、特に、大学進学に向けて更に努力を継続し、チャレンジできる生徒

大崎高校 大学進学など、将来の進路を考え、計画的に、粘り強く学習に取り組める生徒

紅葉川 大学進学への目的意識をしっかりもち、高い志望を掲げて努力する生徒

大山高校 大学に進学する強い意志をもっている生徒

よって、大学進学を考えていることを第一に伝えるといい。

◆具体的には、以下の手順がお薦め
1. 将来はこういう仕事につきたいと考えている。
2. その理由は○○である。
3. その実現のために、△△を学ぶことができる□□大学に入るための準備を1年生のうちから始める。

「1」については、もちろん現時点のものでいい。入学後に変わっても問題なし。
どうしても思いつかなければ親の職業がベストだ
「尊敬している自分の親と、同じ職業に就きたい」という受験生に、面接官は好印象しか抱かないだろう。

そして「3」で、具体的に大学に行く意思を示す。

Aくん 「私はMARCHの理系に進みたいと思います」

Bくん 「私の父親は中学校の数学教師です。尊敬する父と同じ道に進みたいので、中央大学の数学科に進み、酒折先生の下で統計学を学ぶことが当面の目標です。」

どちらがいいか。考えるまでもない。
より具体的な方が相手に強い印象を与えられる。
面接は印象で決まる。

真似しなくてもいいが、思いつかないのなら参考にされたい。

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出典:自己PRカード

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