おじさんのいちご観察日記

小さないちご栽培農家の日々を記録していきたいと思います

栽培施設のこと

2023-12-07 07:34:00 | 日記
昨日ハウスの資材屋さんが様子を見に来てくれて話しました。この業者さんは1980年に初めて連棟ハウス450坪を建てた時にお世話になりました。その頃農業後継者育成資金が300万無利子で借りられ残りは農業近代化資金と僅かな自己資金でまかないました。近代化資金は少し利子補給という形で支援してもらいましたが当時は定期預金で確か6%台の利率だった思うので20歳の自分には結構な負担に感じました。ハウス自体も基礎工事だけやってもらい柱を建てるところからコツコツ家族や休日に親戚を頼んで施工費を切り詰めました。
そして10年後に規模拡大で自己資金と農業近代化資金で約350坪の連棟ハウスを建てました。


その時は1.5%の利率でした。やはり基礎工事だけ頼んであとは自分で建て施工費を切り詰めました。


当時坪2万円弱でした。ハウスと暖房機の価格です。カーテンは最初のハウスがニ軸ニ層カーテンだったのでそこから移しました。
そして現在はハウスと高設栽培で300坪あたり最低2500万との事でした。この業者さんも新規就農の方の事業に関わっていて来年600坪でいちご栽培を始めるという事でした。切り詰めてこの価格との事でした。ただ千葉県には補助事業があり県と自治体で50%弱の資金援助があるとの事です。


それにしてもなかなかの金額、頑張ってもらいたいものです。
あと非農家の方と企業が新規参入する事が昔には無かった事です。


コメント
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