お墓参りに行ってきました。と言ってもいちごハウスのすぐ傍にありいつも見守ってもらってます。
若い頃は余り思わなかったのですが40を超えた頃人生の折り返し地点を迎えた時ぐらいから毎年彼岸やお盆を迎えるたび思う事があります。
墓石に刻まれている文字で判明できるのは享保、明和、天明などです。この古い墓石で読み取れるのはあと最後に師のつく戒名があります。これは以前住職が坊さんのお墓だよと言っていました。仏壇に残っている戒名は天明あたりからです。最低でもこの土地に300年以上暮らし続けている事になります。
この山の中で耕地も少なくどんな暮らしをしていたのか思いを馳せます。水飲み百姓だった事は間違い無いと思います。
地区内では今でも屋号で呼び合う事が多いですがこの屋号うちの屋号は特殊と言うか謂れがよくわかりません。小字、方角、先祖の生業や名前などがこの辺では多いです。家の屋号がお代官という由緒正しい先輩もいました。農協でお世話になっていた方が近くの城の家老家系で他の職員の方に世が世だったら話しなんかできないよと冗談ぽく言われた事もありました。
2人の子供の姓が変わりこの後どうなるかわかりませんがお墓の事は頼んでおきました。この辺では跡継ぎがいない事は珍しく無くなってきました。墓じまいというのも増えてきているそうですね。
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