南部吟遊詩人の写真館

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池の水が引いた無量光院跡

2022年04月15日 02時32分56秒 | 平泉など県南地方
無量光院跡です。


先ほど、柳之御所のほど近くにあります。

周りに住宅もある、わりと平泉の中心地です。

この日は池に水がなく、干上がっていました。

作業員の方々もいますし、手入れなのか、遺跡の調査なのか…。

こちら、北側の小さな丘から、全景が見渡せます。


丘の周りには排水路。


ここから水を抜いたんですかね?


丘の周りには、スミレ(多分)や、


タンポポ。

すっかり春です。

寺院跡は大木が所々に生えています。


今度来たときは水がたたえられた状態も見てみたいものです。


あぜ道のようになっています。


このへんがお寺の中心、たぶん、金堂とか本堂とかの跡でしょう。


礎石が見えます。


往時はどんなお寺だったのでしょう。

宇治の平等院を模した建物と言われていたそうですが、鳳凰堂ほど大きな建物が立ちそうには思えない狭さです。

やたらと広大な池。


というか、池ばかりで当時もほとんど建物が少なかったのかもしれません。


「伽藍」というよりは池中心の場所だった可能性もあります。

池が「心」の形になっていると言われています。
この丘はそのような景色を見るために作られたのかもしれませんが、今ではちょっとわからないです。

以上、無量光院跡からでした。


【撮影日:2022/03/30】


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