南部吟遊詩人の写真館

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ヒロシマ

2013年01月19日 02時54分09秒 | 旅先で(岩手以外の名所)の写真
「碑銘」原民喜の詩より


遠き日の 石に刻み



砂に影落ち



崩れ墜つ 天地のまなか



一輪の花の幻



(以下、オリジナルです)


そこには過ちの跡があって、今日も日が暮れていた。

原爆のなくならない世界の、今日という日が今日も暮れていた。

そこには声が聞こえる。

悲しみと嘆きの声が今も聞こえる。

そこで無力な私は、ただ、涙を流すしか手段がないのだった。



【撮影日:2012/12/1】


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