
朝顔の花の仕組みを調べてきた。
おしべとめしべがあること。
開花前は、めしべの方が長いこと。
開花すると、おしべが長くなること。
おしべには袋があって、その中に花粉が入っていること。
花粉は開花する間では袋に入っているが、開花すると袋が破けてあたりに飛び散ること。
飛び散った花粉が、めしべの柱頭につくこと。
めしべの根元が膨らんでいること。
........... 以上のことがこれまでの観察で分かった。
ここで、疑問が生まれた。
「わざわざ花を咲かせて、花粉をめしべにつけるのはなぜか?」
そこで、実験を行うことになった。
「花粉を受粉する」「受粉しない」でどんな違いがあるか?を調べる実験だ。
まず、明日咲くつぼみを見つけて、むりやり開く。
めしべを残して、おしべを取り去ってしまう。
これに袋をかけて、外からも花粉が入らないようにする。
これで、受粉できなくなる。
次の朝、朝顔が咲いたら
Aには、他の花のおしべの花粉を付ける。
Bは、そのまま袋を開かない。(受粉させない)
(比較するために、受粉以外は同じ条件にする。)
この実験の翌日にそれぞれを観察する。
この時点では全く同じで違いは無い。
それから1週間経った。
どうなっただろう。
まず、受粉をした方。
受粉させない方。
明らかな違いがあった。
受粉しないと、1週間で枯れてしまう。
受粉すると、花粉の根元が膨らむし、枯れない。
試しに、今日咲き終えた花と、しばらくたった花を比べてみると、
あきらかに、根元の大きさや固さがちがう。
(妊婦さんみたい)というつぶやきもあった。
(左)1週間前に咲いた花 (右)今日さいた花
さらに、花壇をさがしてみると、種には花粉があった名残が残っている。
このことから、受粉は種を作るために大切なプロセスであり
花粉がなければ、種ができないことが分かった。
もちろん、めしべの根元が種になるので、めしべも必要だと分かった。
76回 | 10月14日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
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77回 | 11月18日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
「朝顔の花の仕組みを調べてきた。おしべとめしべがあること。開花前は、めしべの方が長いこと。開花すると、おしべが長くなること。」このことであるが、私の勉強した覚えでは、開花するとおしべの方が長くなるところが、「みそ」であっるということである。なぜか、花がつぼみののときに、だんだんおしべが長くなる。その時に、花弁が筒状になっているので、成長していくおしべが花弁に押されて、花粉をめしべに付けることができると勉強した。だから、開花したときには、おしべの方が長くなっているというのである。したがって、開花したときには、すでに受粉がすんでいるということである。上手くできているのだなと感じた。このへんはもう一度調べる必要があるのだがね。
理科、私は子どもの頃から大好きでした。未知の世界をのぞくわくわく感がたまりませんでした。また、小学校4~6年の3年間お世話になった担任の先生が、理科が得意だったのも理科が好きになった一因です。
で、1学期、私のクラスに理科がきらいな子がいることが分かりました。それがとても悔しく思いました。楽しくない、分からない、だから嫌いなんじゃないかと思いました。
なぜ「分からない」のかと考えてみました。きっと、納得するまで観察や実験の結果を考えさせてないからだと思いました。なぜ「考えられないのか」と考えてみました。きっと、きちんと観察してなかったり、実験の意図やその結果を理解していないからだと考えました。
それらを一気に変化させることは難しい。でも、チャレンジさせたい、そのためにどうするか?
そこで、考えついたのは、ノートをきちんと取らせることです。観察させかたは悪くない、実験だってけっこう面白いはず、なのに、「分からない」......?
それは、観察や実験と本人がじっくり向き合っていなかったからではないかと仮設したのです。