ぼくは川

　国語で「わすれもの」「ぼくは川」という詩について学びました。
詩は、言葉が少ない分、それをイメージで補います。
「わすれもの」はそれができたのですが、「ぼくは川」は難しくて、なかなか手がかりがつかめませんでした。
　そこで、絵でこの詩をイメージしてみました。

①じわじわ広がり
　　＝小さな水の点がじわじわ広がっていく
②背をのばし
    ＝小さな点が、泉になり川になり・・・
③土と砂をうるおして
    ＝砂漠のような周りの土地が緑になり・・
といった具合です。

　文字だけで分からないことも、こうして絵に表してみると、イメージが膨らみます。
　子供たちは、最初この詩は「川を人にたとえた」と考えていました。
でも、もしかしたら「人を川にたとえている」かもしれないと考え始めました。
　
　するとどうなるのか。

　【Ａさん】はこんなことを考えました。
だんだん大きく成長していって、背を伸ばし
仲のいい友だちと、支えてもらった家族を豊か　にして
泣いたり笑ったりしても突っ走り
止まれと言われても、もう学ぶことが止まらない

大学受験をしたけれど
病気になってのたうち回ったり
もう一度受験をしたら不合格だったりしたけれど
それでも負けずに頑張る
どんなにきつくても　頑張る
どんなにきつくても　頑張る

　【Ｂさん】はこんなことを考えました。
ぼくは、だんだん体が大きくなって背が伸びた
体と心を豊かにして　運動に挑戦する
お母さんの前で緊張するけれど
もう止まらない
ぼくはマラソン選手を目指す
上には上がいて、二位になってしまいとても悲しかった。
次こそ一位になるぞと思った。
右足が骨折して大会に出られない。
とても悲しかった。
それでも、けがを治してもっと練習して
決勝戦で一位になるぞ。
世界記録に挑戦するぞ！
世界記録に挑戦するぞ！　

　【Ｃさん】はこんなことを考えました。
赤ちゃんだった私が、じわじわ大きくなって背をのばして
笑って泣いて　国語も算数も頑張って
小学生になったから　もっと頑張ろう

友だちがせっかくできたのに、いじめにあった
友だちがいじわるされたのを、ぼくのせいにされてしまった
それでも友だちと仲直りをして
親友と一緒に頑張ろう
親友と一緒に頑張ろう

　【Ｄさん】はこんなことを考えました
すくすく育って背が伸びて
心と体を豊かにして
考えて動いてまた頑張って
勉強を頑張ってるからもうやめない

ぼくは天才
いつもは１００点なのに１０点になってママが怒って苦しんだり
それでも、ぼくは頑張った。
新しい日へ向けて勉強を頑張る
新しい日へ向けてテストを頑張る

　【Ｅさん】はこんなことを考えました
すくすく育ち　背を伸ばし　心と気持ちを豊かにして
何にも負けずに考える
勉強をやめろと言われてももうやめられない

ぼくは頑張る
むずかしいテストは２０点でママの怒りに苦しんだり
もうちょっとで１００点なのにミスをしたり
それでも頑張ってもう一度１００点をとって
新しい日も頑張るぞ　新しい日も頑張るぞ

 

５６回	10月17日	土	9:00	15:00	天竜壬生ホール	第１会議室
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