あらすじをもとに、大問題を作っていきます。
T:この、真ん中の部分は何段落のことなのかな?
S:男の子が秘密の特訓を手伝ってくれた段落を探せばいいのね。
はじめは、3の段落で「男の子」が登場するので、3という声が聞こえました........
S:でも、3の場面では特訓をしていないよ。
S:特訓を始めたのは、3からだね。
という声を受けて、多数決の結果4の場面だということが分かりました。
T:では、4の場面のなかでワタルの「言ったこと」「やったこと」の中から
普通では言わないことを言ったり、普通ならやらないことをやっている部分を探します。
T:その、おかしなことを問題にしたら、楽しく学べそうですね。
T:まず、今からみんなで、4の段落の中から、ワタルの「言ったこと」「やったこと」を見つけてみましょう。
調べた結果、次の9つの部分が、ワタルの言動であることが分かりました。
T:この中でおかしいところはどこだろう。
それぞれの文の中から、おかしなことをそれぞれ見つけて発表します........
この変だ、おかしいを板書し直し、一番変なことを見つけました。
話し合いの結果、どうしても子どもたちは2つのことが気になってゆずりません。
そこで、大問題が2つできました。
1つめは、「こわいのを忘れるのはおかしい」から考えようというものです。
S:あのね、怖いテレビを見るでしょ。そうすると、夜寝るときもずっと怖くて眠れないよ。
S:そうだよね、クビナガリュウガが怖いのに、すぐに忘れるなんてへんだよ。
S:よっぽど、何かに夢中になったんじゃないかな?
2つめは「海に向かって走るのはおかしい」です。
S:だって、海に向かって打っているんだよ。
S:ボールは、男の子が海から投げるんだよ。
S:ホームランを打つのは分かるけれど、海に向かって走れるはずがないよ。
S:砂浜が運動場になるのはおかしいよ。
どうなるか、自信はありませんが、
子どもたちが見つけた、この2つの大問題を、これから授業を通して
みんなで、楽しく話し合いたいと思います。
44回 | 7月12日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
45回 | 9月6日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
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