2月20日 豆太を馬鹿にしているのはだれだろう?
T:昨日の学習で、豆太を馬鹿にしているのは「モチモチの木」ということが分かったね。S:モチモチの木だけでなく、作者も馬鹿にしているように書いているよ。
T:じゃあ、モチモチの木と作者だと分かったんだね。
※豆太を馬鹿にしているのでは無く、心配のあまり、愛情の裏返しの表現なのだが、この時点で子供たちにそれを理解させることは難しい。最後まで学習したときに、「本当に馬鹿にしていたの?」と問うてみたい。
S:本当に馬鹿にしているのか、証拠を探してみよう。
S:モチモチの木が突っ立っているだけでは、馬鹿にしていないよね。
S:もう一度、モチモチの木が、どうしているのかを探してみよう。
・突っ立っている
・空一杯の髪の毛をバサバサとふるう
・両手をわっあとあげる
S:空一杯の髪の毛って何だ。
S:いっぱいを調べてみよう。
S:国語辞典を調べると、
①入れ物に入るだけ
②あふれるほど多い
③ありったけ
T:絵を描いて調べてみよう。
S:そら全部だから、2か3だね
S:空の隙間がなくて見えないぐらい
S:ありったけだね。
S:わぁって声をだすのは、どういうときだろう?
①びっくりさせる
②こわがらせる
S:豆太は、びっくりするのでは無く、こわがっている。
T:ここまで話し合いをまとめよう。
S:モチモチの木が、でっかく突っ立っている
S:モチモチの木が、空ありったけの枝をふるう
S:モチモチの木が、わぁっと両手をあげる
S:うん、馬鹿にしているのはモチモチの木だ!!
S:来れでもかってぐらい、馬鹿にしている。
S:でも、馬鹿にしているだけでは無いと思う。昼間は、豆太と遊んでくれている。
S:心配して見ているんじゃない?
S:豆太が生まれたときから見ている。
S:豆太と一緒に大きくなった。
S:モチモチの木は、豆太のお兄ちゃん?
T:それでは、今日も自分言葉でまとめることができますか?
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