
いよいよ大問題に取り組みます。
最初の大問題は
「こわいのを忘れてなぜ夢中になったのでしょう」です。
T:いよいよ大問題を考えていこう。
T:ところで、4の場面でこわいのを忘れるということは、それより前で怖いと思ったんだね。
S:うん、2の場面だよ。
S:そう、クビナガリュウガがいてこわいんだよ。
T:えっクビナガリュウガいたの?そりゃ大変だ。
S:そうだよ、特訓しに言ったら浜辺に........
S:それでね、打ち上げられた流木が....
T:分かった、分かった
T:じゃあ、この大問題を解くには、一度2の場面で「こわい」と感じたことを勉強しておいた方がいいね。
T:2の場面のこわいと感じたのはどこ?
海には、だれもいなかった。
はまべに打ち上げられた流木が、クビナガリュウみたいにねそべっていた。
こわいのをがまんして、ワタルは、すなはまにかけ下りた。
T:では、今日はこの3文から、「こわい」を考えてみよう。
T:怖いで問題はできませんか?
S:こわいって何?
S:何がこわいの?
S:どうしてこわいの?
心の中で{お―っと思いました。問題ができるようになってきました。}
狙い通りの問題がでてきました。
T:どの問題から取り組もうか?
S:こわいって何!
すぐに子どもたちが国語辞典を引き始めます。
引くのにも慣れてきて、ずいぶんスムーズに引けるようになってきました。
S:こわい=おそろしい。
S:こわい=きけんなことがおこりそうで、にげだしたい。
子どもたちは、という二通りのことを調べました。
そこで
T:どっちが、この文の「こわい」にぴったりなの?
と聞いてみます。
比較することで考えるからです。
子どもたちは2と答えます。
当然です。
こわい=おそろしい。では、おそろしい。の意味がよけいに分からないからです。
T:本文の「こわい」を「きけんなことがおこりそうで、にげだしたい。」に変えて読んでみよう。
海には、だれもいなかった。
はまべに打ち上げられた流木が、クビナガリュウみたいにねそべっていた。
きけんなことがおこりそうで、にげだしたいのをがまんして、ワタルは、すなはまにかけ下りた。
T:これでずいぶん分かったけれど、まだ問題ができそうだね。
S:危険って何!!
T:いいね!
S:この場合の危険って何?
S:食べられそう
S:海に落ちそう
T:どっち?
S:食べられそう!
T:じゃあ、さらに替え歌にして読んでみよう。
海には、だれもいなかった。
はまべに打ち上げられた流木が、クビナガリュウみたいにねそべっていた。
食べられそうなことがおこりそうで、にげだしたいのをがまんして、ワタルは、すなはまにかけ下りた。
T:あれ??
S:3の答えが出てきたね!!
T:じゃあ先にこっちの問題を解いてみよう。
S:どうしてこわいのかというと、もし生きたクビナガリュウガリュウだったら、食べられそうだからこわいんだ。
T:このだから、から、こういう言葉って大切だね。
S:理由のわかる言葉だね!!
T:では残った問題は何?
S:何が怖かったのか?
S:クビナガリュウ
S:浜辺に打ち上げられた流木。
S:どっちかだね。
T:待って、こわい原因は、こわいという言葉の「前」にかいてあるの?「後ろなの」
S:前だよ。
T:前だとすると、この文も含まれるよ。
S:あっ、だれもいないことも怖いかも。
時間が来てしまったので、ここから明日ね!!
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