
そろそろ本年度が終わる。
各教科ともまとめの時期に入る。
4年生の音楽では今年も楽しく歌を歌ってきた。
音痴も、リズム感の悪い子もいるが、音楽はまずは楽しくなくてはならないと思う。
しかし、楽しくなるためには、しっかり声を出さなければならない。
音痴だからといっておそるおそる歌っていたのでは、いつまでたっても音程が定まらない。
思い切って声を出すと、まわりとのずれを感じる。
ずれを感じるから、それを少しずつ合わせようと努力する。
殆どの子は、一生懸命気持ちよく歌う。
しかし、何人か声が出ない子がいる。
音楽は、上手な子が数人いてもだめである。
全員がまあまあ歌えるようになると、すばらしい歌になる。
そこで、最後に全員にしっかり口を開いて、声を出させようと思う。
まずは、特にしっかり歌っている子たちを指名し、見本を見せた。
「この子たちぐらいに開けることが、口を開けるというのです。」
と教えた。
その後で、今度は一人一人歌わせた。
小さい口の子は、不合格にし、合格するまで何度でも歌わせた。
すると、恥ずかしさや、自信のなさが徐々に消え
やるしかないという、覚悟が見えてくる。
覚悟が決まると、それぞれのこの一皮むけたよい表情が出てくる。
その後、全員で歌ってみる。
一人として、手を抜く子がいない歌。
やっぱり歌は、こうでなくちゃ!!
次回以降の「浜松授業研究の会」の予定です。
第31回 | 2013年4月13日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
第32回 | 2013年5月18日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
私は今年も残念ながら担任がありません。おまけに、音楽の授業も行いません。ですから、今年は音楽のブログは書けないかと思います。
来年以降はまた、担任に戻ると思うのでそうしたら、やっと自分のクラスで音楽ができます。
光明の公民館まつりで鏡山小の子ども達の合唱を見ました。川村先生の指導で素晴らしい合唱でした。がんばっているなと感心しました。光明小の子ども達の歌もみました。酒井先生が指導された子ども達も多いので、これもよかったです。いい顔で、楽しく、一人残さず口を開いて、歌っていました。鏡山小も光明小も数年前の子ども達の歌声とはぜんぜん違います。酒井先生や川村先生の力だと思います。