今年最後の音楽だった。
この1年歌ってきた歌を順に全部歌った。
子供たちって、歌が好きだよね~。
こんな表情で、大きな口を開けて楽しそうにずっと歌っていた。
中でも、何人かとってもいい口で歌う子たちがいたので、前に出てきて見本で歌ってもらう。
すると、さらに全員、もっと楽しそうに歌い出した。
本当に、子供たちは歌が好きだよね。
歌いたくて仕方ないように感ずるよ。
高学年になると、子供たちは歌わなくなるよね。
声も小さくなるし、口も開けない。
どこで、こうしたすがすがしい子供たちが、そんなに変わってしまうのだろう?
きれいな声だとか、頭声発生だとかを求めるからなんじゃないかと思う。
もちろん、それを求めていくのは当然。
子供たちだって、きれいな頭声発生にはあこがれる。
問題なのは、どうすればそうなるのか教えずに、それを求めていることだ。
すると、もともと音楽が得意で、できる子しか歌わなくなる。
後の子たちは、上手な子たちの邪魔をしないようにおそるおそる声を出すことになる。
この表情のまま、6年生まで歌えるといいのにな。
そう思いながら、最後の授業が終わった。
ちょっと寂しいね。
51回 |
4月11日 | 土 | 9:00 | 15:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
52回 | 5月9日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
酒井先生の力は凄いものです。先生に受け持たれた子どもたちは幸せでした。一年間御苦労様でした。いい仕事をしたね。
高学年になると抵抗あるのか口が開きません。合唱指導
していますが、高学年向い合せで発声歌を歌わせると
口が開きます。子供っておもしろいです。
確かにそうですね。歌うことも学びです。自分だけで学ぶのでなく、友だちからも学ぶことが大事なんですね。
今年は、音楽の授業を持っていません。でも、今年は、地域の音楽祭に私の学年が出なければなりません。学年150人で合唱をします。そろそろ、その練習を始めます。そのときに、「見合う」活動をたくさん取り入れようと思います。