
校内研修で指導案の検討を行った。
めあては
ただの鳥に対しているような気がしなくなる、大造じいさんの心の変化を読み取ろう
これに対して、この段落のいくつかの大造じいさんの言動を調べて、最初は...次第に....最後に...といった変化を学ぶ計画になっている。
しかし、ただの鳥に対しているような気がしなくなる理由は、明確に載っている。
そこで、私ならどう指導するのかを考えた。
このめあてを扱うのなら、まず「ただの鳥」で問題をつくる。
ただの鳥でないイメージをしっかりつかませたいと思う。ただの鳥に対しているような気がしなくなった(変化した)、原因を考えさせたい。
大造じいさんは、強く心を打たれて、ただの鳥に対しているような気がしませんでした。
の中の、て(=③原因・理由を表す。)に注目させたい。
つまり、心を強く打たれることが「原因で」ただの鳥に対しているような気がしませんでした。
となるのだ。
この変化の構造がわからないと、正しい心の変化は読み取れないと思う。
つまり
『強く心を打たれる』を調べると、
ただの鳥に対しているような気がしなくなる、大造じいさんの心の変化の理由が分かることになる。
そこで強く心を打たれるについて、調べなければならない。
1 いつ「強く心を打たれた」のか。
2 だれが「強く心を打たれた」のか。
3 どのぐらい、強くなのか。
4 どうして 「強く心を打たれた」のか。
5 何に「強く心を打たれた」のか。
6 どうして「強く心を打たれた」のか。
7 どこで「強く心を打たれた」のか。
8 そもそも「強く心を打たれた」とはどういうことか。
9 「強く心を打たれ」どうしたのか。
などと問題を作る。
これを簡単な順、必要な順に考えていけば、本時の目当てのかなりの部分は具体的に解決できていく。
第35回 | 2013年10月12日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第2会議室 |
第36回 | 2013年11月9日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール |
第2会議室 |
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