totoroの小道

「挑戦することで、きっといいことがある」  http://www.geocities.jp/totoroguide/ 

大造じいさんとガン

2013-10-07 05:30:01 | 5年 国語

校内研修で指導案の検討を行った。

めあては  
ただの鳥に対しているような気がしなくなる、大造じいさんの心の変化を読み取ろう 

これに対して、この段落のいくつかの大造じいさんの言動を調べて、最初は...次第に....最後に...といった変化を学ぶ計画になっている。

しかし、ただの鳥に対しているような気がしなくなる理由は、明確に載っている。

そこで、私ならどう指導するのかを考えた。
このめあてを扱うのなら、まず
「ただの鳥」で問題をつくる。
  ただの鳥でないイメージをしっかりつかませたいと思う。
ただの鳥に対しているような気がしなくなった(変化した)、原因を考えさせたい。 

大造じいさんは、強く心を打たれて、ただの鳥に対しているような気がしませんでした。
の中の、て(=③原因・理由を表す。)に注目させたい。

つまり、心を強く打たれることが「原因で」ただの鳥に対しているような気がしませんでした。
となるのだ。

この変化の構造がわからないと、正しい心の変化は読み取れないと思う。

 

 

つまり
『強く心を打たれる』を調べると、
ただの鳥に対しているような気がしなくなる、大造じいさんの心の変化の理由が分かることになる。

そこで強く心を打たれるについて、調べなければならない。

1 いつ「強く心を打たれた」のか。
2 だれが「強く心を打たれた」のか。
3 どのぐらい、強くなのか。
4 どうして 「強く心を打たれた」のか。
5 何に「強く心を打たれた」のか。
6 どうして「強く心を打たれた」のか。
7 どこで「強く心を打たれた」のか。
8 そもそも「強く心を打たれた」とはどういうことか。
9 「強く心を打たれ」どうしたのか。

などと問題を作る。
これを簡単な順、必要な順に考えていけば、本時の目当てのかなりの部分は具体的に解決できていく。

第35回 2013年10月12日 9:00 12:00 天竜壬生ホール 第2会議室
第36回 2013年11月9日 9:00 12:00 天竜壬生ホール

第2会議室

にほ  んブログ村 教育ブログ 小学校教育へ藍色と空色と  緑のページ浜松授業研究の会

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿