
だれもが関わり合えるようにでは、「手と心で読む」を学んだ後、さらに調べたいことをそれぞれが調べ、メモして、まとめ、発表するように単元が組まれている。
今回は、3人組に分かれて、図書室の本で調べることにした。
まず、3人組でテーマを決める。
そして、テーマに合った本を選ぶ。
子供たちは、総合的な学習の時間でも福祉について学んでいるので、興味も持っているし、ある程度の見当もつく。
図書館で、すぐに目的の本を探すことができた。
しかし、ここからがむずかしい。
選んだ本から、必要な情報を取り出し、メモしていくことがむずかしいのだ。
例えば、本の中のこんなページを見つけたとする。
とても、よい資料を見つけたわけだ。
しかし、子供たちはここで困ってしまう。
それは下図のように、この1ページを1枚のメモにどうまとめて良いのか分からないのだ。
こんな時に、役立つのが「困ったときは切る」だ。
子供たちに、「句点」で一文一文に切って考えさせる。
「大事な文はどこ?」
「あなたのえらんだ、その大事な文だけメモしてごらん。」
さらに、もっと切ることを考えさせる。
今選んだ一文の中でも、一番大事な言葉はどの言葉なの?
こうした支援を行うと、子供たちはメモの作成方法が分かる。
そして、短時間でたくさんのメモを作ることができる。
たくさんの、メモがあるから、分類する必要が生まれる。
ここまでくれば、分類した表を見て、気づいたことを発表します。
原稿を、3人で協力して作りなさいと指示する。
教科書に、発表原稿の見本が載っているので、子供たちはそれを参考に原稿を書いていく。
56回 |
10月17日 | 土 | 9:00 | 15:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
57回 | 11月14日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
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