
ごんぎつねの学習が終わった。(授業研究については後日掲載)・
言語活動として、ごんぎつねの表現活動(後日掲載)を行った。
また、一般的な言語活動として、読書紹介も作成した。
ごんぎつねは、子供たちが大好きになった。
内容もよく理解しているので、ほぼ1時間で完成させることができた。
読書紹介にあたって作った「キャッチコピー」がそれぞれ的を得ていてすばらしいと感じた。
また、ごんの最初と最後の気持ちの変化も正しく書かれていた。
子供たちの好きな場面は、大きく3つに分かれた。
一つ目は、ごんが毎日つぐないを行うところ。
おそらく、ごんのけなげさが好きなのだと思う。
2つめの好きな場面は、ごんが加助と兵十のあとをつけていく場面。
これは、表現活動で私のクラスが行っているので、自分の担当の台詞などがあるためだと思う。
3つめは、ごんが打たれた場面。
これは、好きというより、悲しくてその場を離れられないような気持ちだと思う。
伝えたいことには、それぞれが感じたこの物語の主題が書かれている。
10月はごんぎつね月間だった。
あれも、これも、できうることはやりきった感じがある。
子供たちも、成長したと感じる。
57回 |
11月14日 | 土 | 9:00 | 15:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
58回 | 12月12日 | 土 | 9:00 | 12:00 | 天竜壬生ホール | 第1会議室 |
酒井先生の子どもたちの「ごんぎつね」の読解後に取り組んだ今回の「表現活動」や「読書紹介」がよいものになったのは、読解を丁寧にやり、子どもたちが「ごんぎつね」の物語を十分に楽しみ、味合い、興味を持ったからでろう。「単元を貫く言語活動」が意味のあるものにするには,何と言っても読解が大切になるのではないだろうか。
単元を貫く言語活動とは何だろうと分からなくなります。指導要領の内容があるのに、そうした学びはこだわらずに、本の背表紙を作ること、平行読書をすることの方が主の目的になりつつあります。
それならそれで、本気で取り組めばいいのですが、言語活動なのに、何も言語にはこだわっているわけではありません。ただ、活動を主にするためになにかこじつけて、言語活動成る作業を持ってきているように感じます。
言語活動が本当に重要ならば、言語活動って何だろう、と研修するところから始めなければならないと感じています。
例えば、本の背表紙を作ることが「言語活動」だったら、背表紙に一番いれなくてはならない言葉はどれかを極めていかなければ、言語活動とは呼べないと感じます。なんでも、教科書の中の言葉を使えばいいでは、学び合いになりません。
例えば、ごんぎつねだったら、どの言葉を絶対に背表紙に入れなければならないのか。
①「つぐない」
②ひとりぼっち
③取り落とす
のどれだろう。
なぜなら・・・・
というような授業をしてから背表紙に取り組むべきです。