マイクロエース社の1/600戦艦大和を組みたててみました。旧アリイ製作所の物ですが実際の型製造は別の会社です。もう何十年も前から販売されていて、現在のプラモデルからすると考証やら精密性やらが微妙な内容らしいですが私には大した事ではありません。
量販店の陳列棚には「マイクロエース製戦艦大和と武蔵についての注意点」とやらが貼られていました。内容は型の老朽化に伴う組みたての困難さと当時の考証による違いについてでした。型が壊れるまで生産するか在庫を売り切る方針のようですね。数少ないモーターで動く模型ですから末永く生産して欲しい物ですがなかなか難しいのでしょう。
マイクロエース製リモコン戦車も実は生産は終わっており、市中在庫だったようで残念です。模型ショーでマイクロエースの方に聞いた話では型の問題とコストによる価格面での終了だそうです。
さて戦艦大和ですが、まだまだ普通に入手出来ます。外箱の「モーターライズ」「モーター別売り」の文言はなくなり長らくアリイ製作所になっていたものがマイクロエース製に変わっています。モーターライズでは無くなってしまったのかと残念がってましたが、モーターライズ用の部品は入っており一安心です。モーターライズでは無くなったマイクロエース製の戦艦大和になんの価値があるのか?流行りの昭和レトロを体感したいならオススメかな?
コチラが購入品。Amazonアウトレットの破損品です。コイツの破損返品商品を購入する物好きは私以外には居ないはずなのでポチりました。皆さんは破損していないマイクロエース製戦艦大和をご購入ください。
大したダメージはありません。
破損していようがバリバリキットのはずですから関係ありませんが。
うぃー。1/600は細かい。なんの部品だろうか?
バリに部品が沈んでます。そうこなくては。説明書の通りに組み立てます。特に工夫も追加もありません。部品が細かいので機関銃を2艇ほど無くしてしまいました。
モーターライズですからトイラジコンの基盤を繋ぐだけでラジコン化出来ます。楽ちん。電池ケースや舵もそのままの部品をつかいました。今回のラジコンの基盤はネットで買った40MHzです。2個セットで1000円ほどでした。トイラジコン用ですから送信範囲はかなり限定的ですが十分です。
舵はダイソーラジコンの操舵部分を切り取り、そのまま搭載して真鍮のロッドで後部の舵を操舵する構造です。信頼性がイマイチな電源スイッチを別に購入して完成としました。
以前作った姉妹艦の武蔵とのツーショット。武蔵は27MHzですから一緒に作戦行動可です。
トイラジコン基盤はバルク品でしたので外装がありません。適当な板に電池ケースと一緒に取り付けて完成です。お風呂でプカプカ浮かばせて送信スイッチオン!モーターボートのごとく走りますが直ぐに浴槽の壁に激突。平成時代であれば池や用水路で遊びそのまま破棄ですが、このご時世、数少ない船舶模型が悪者になっては可哀想ですから外洋に出る事なく棚に飾ることとします。
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