ウォーキングと旅行でのひとり言

安芸の小京都 竹原 その2

前回のブログの続きです。上吉井邸から歩き始めました。




すぐに、この辺りでは目立つ洋風建築があります。





竹原市歴史民俗資料館です。レトロで、モダンな昭和初期の建物だそうで、図書館として建てられたものです。

賴山陽の叔父が学問所として使っていた場所でした。こんな図書館で本を読むと賢くなるでしょうね。





まちなみ竹工房です。竹細工の実演をしていました。テレビの番組で見た記憶があったのですが………





竹細工のお土産も売っていました。


さらに本町通りを胡堂に向かって進みます。




胡堂に着きました。



この辺りの町の守り神として祀られています。この堂を有名にしたのは、映画「時をかける少女」で出てくるのです。映画ファンには懐かしい場所だとおもいます。


胡堂から右手に進んで行くと、照蓮寺がありました。寺の前の通りです。ずっと先に、寺が見えます。





照蓮寺は、竹原小早川の学問所になっていました。賴春水一門などがここで勉強したそうです。また、ここにある高麗鐘が国の重要文化財で、日本にある高麗鐘の中でも3番目に古いそうです。





照蓮寺を後にして、先の地図の黄色の線に沿ってゆっくりウォーキングを楽しんでいると、藤井酒造の酒蔵交流館に出ました。




竹原は塩田でも有名ですが、酒つくりでも有名で、「竹鶴」「誠鏡」「龍勢」の銘柄があります。日本酒好きにはこたえられないでしょう。私もそうですが。

この交流館では、酒も土産に買えますし、試飲ができます。私が行った時は、団体さんが並んでいて試飲を諦めました。交流館の奥に入って行くと、食事処がありました。昼食をとっていないことに気づき、蕎麦と鯛めしと日本酒をいただきました。蕎麦が特に美味しかった………。酒も。

ここを出て、さらに地図の線に沿って進みます。光本邸がありました。





今井政之氏の陶芸の館です。私も見せていただきました。魚や草花、生き物をモチーフににした作品でした。

光本邸の前の道は、「中ノ小路」と言います。この路をさらに進み突きあたりを左に曲がると、春風館復古館に出ました。





賴山陽の叔父の賴春風の邸宅だそうです。武家屋敷風の雰囲気がただよう建物だと感じました。


このあたりの小路をゆっくり歩きながら、このタイムスリップしたような古い町並みを堪能します。




この町並みの特徴は、今も使われているところが多いそうです。さまざまな格子に出会ったように思います。

さらに、ゆっくりウォーキングを楽しんでいると、特徴ある3階建ての木造建築に出会いました。



日の丸写真館です。昭和のはじめの建物です。なんとも懐かしい想いをします。

住吉橋を渡り、森川邸に着きました。





大正時代の建築だそうで、塩田経営者だったそうです。主屋のほか、離れ座敷、茶室、土蔵などが残っています。

改造が少なくて、当時の姿がよく残っていると聞きました。中に入りましたが、すごく楽しめました。





部屋から庭を見た図










建具が好きです。素晴らしい雰囲気ですね。



やっとゴールができます。ここを出て、竹原駅に戻りました。



あと、約4時間をかけて播州赤穂に帰ります。でも楽しい旅行でした。
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