ウォーキングと旅行でのひとり言

上州沼田 天空の城下町 真田の里 その2




この旧土岐邸洋館の前からブログを続けます。





黄色の線に沿って歩きます。

沼田は、NHKテレビのブラタモリを見たことでいつかは行こうと思っていました。

特に真田の里ということが魅力です。

弟の真田幸村のほうが有名ですが、兄の真田信之も彼に負けず劣らず魅力のある人物と思います。

若い頃に歴史小説を読むのが好きで、真田のことは、池波正太郎の「真田太平記」で知りました。


ここの出口で、職員の人に、天守があった場所を訪ね、その方向へ行ってみました。





すぐに、この場所に出てきました。

真田信之と小松姫の像です。

この像のすぐ後ろの方に天守があったようです。

初代沼田城主となった真田信之は、城郭の改修を手掛け、五層の天守閣をつくりました。

五層は、関東以北では、江戸城とこことだけであったといいます。

利根川、方品川、薄根川の3つの川に守られ、河岸段丘の段丘面(高い位置)にあるこの場所は、防御に適していたと言えます。

この城は、北陸から関東へ至る要衝の地にあり、越後の上杉、小田原の北条、甲斐の武田などの争奪の場所になっていました。





すぐ隣にありました。





この辺りの風景です。城があった頃の様子を想い浮かべながら空想しました。








「西櫓台石垣」へ行ってみました。





これが、その石垣です。上に櫓がのっていたと考えられます。

石垣は、最初の頃とそう変化はしていないと思われます。

正面に見える木は「御殿桜」と呼ばれ、樹齢400年を超えるカンザクラだそうです。


「鐘楼」の方へまわってみました。





信之と小松姫の息子の真田信吉が、領内の安泰を祈願して鋳造させたのが始まりだそうです。

現在は復元したものです。








ゆっくりと見学しました。

この城址公園から、次は「天桂寺」の方へ向かいます。


次のブログで。
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